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2007年4月07日放送
質問1 お酒を飲みすぎた翌日は、いつも冷たい水をがぶ飲みしてしまいます。これって大丈夫ですか?
答え
答え1 お酒を飲んだ後、たくさん水を飲むことは正しいことなんです。 お酒を飲むと喉が渇くのは、主にアルコールの浸透圧のせいです。 この現象は、塩辛いものをたくさん取ると喉が渇くのと同じ原理です。 身体は多くの細胞からできていて、細胞の内側と外側は細胞膜というものによって隔たれており、同じ浸透圧になるよう水分が移動します。 塩辛い食品を食べると血液などの細胞の外液の浸透圧は上昇しますから、細胞内の水分が濃度の高い細胞外液に向かって滲み出ていきます。 水分が出た細胞は脱水状態になり その信号が伝わると喉が渇いた、という感覚が生じます。 お酒を飲むと同じ状況が起きるのです。
補給するのは水分であることが第一に重要ですから飲料の種類は問わないとはいうものの、血液の浸透圧を上げるような(浸透圧の高い)“濃い”飲み物よりも ミネラル・ウォーターのような“薄い”飲み物が適しているでしょう。 お茶に含まれるカフェインには利尿作用もありますので、水分補給は水が一番です。 また、水分はほとんどが腸で吸収されますので、温かい飲み物よりも、胃から腸に到達する速度が速い冷たい飲み物の方がよいでしょう。
答え
質問2 チルドって何ですか?
答え
答え2 チルド商品というのは製造から配送、販売に至るまで10℃以下の低温で温度管理をしている製品のことです。 フレッシュな味わいを楽しむことができるようになっています。 スーパーなどでは冷蔵のショーケースに並んでいることが多いです。
豆腐、チーズ、ハム・ソーセージやかまぼこ、惣菜から、生菓子などもそうです。 飲料でも牛乳やフレッシュさを大切にしたジュース類、最近ではコーヒーなど様々な商品があります。 商品のタイプによって消費期限や賞味期間、保存方法もそれぞれ違っています。
近年は殺菌方法や容器の密封性などが向上して常温で保管しても十分日持ちのする商品も増えてきましたが、出来立てのおいしさを出来るだけ最後まで保ってお客様に召し上がっていただきたい、ということで、 工場から店頭までチルド保管のまま配送する仕組みが充実してきています。
答え
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