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2003年7月19日放送
質問1 飲み物の容器に書いてある矢印マークとその中の数字は何を意味し、どう活用されているのでしょうか?
答え
答え1 容器の素材を表してるマークです。矢印には「リサイクルを進めましょう」という意思が込められています。ペットボトルでは矢印マークの中に番号が書かれています。平成5年6月から、飲料、酒類、醤油用のペットボトルへの表示が義務付けられました。これはリサイクルの際に識別できるよう各素材を示しており、「1」はPET(ポリエチレンテレフタレート)を表しています。
プラスチックはこの他7番まであります。それぞれポリ塩化ビニール、ポリプロピレンなどを示していますが日本で表示の義務があるのは1番だけです。この他、缶や紙容器などに三角だったりマルだったりする矢印に、アルミとかスチールとか紙とかプラとか書かれていますが、一定の決まった材質には表示の義務があり、利用した後、リサイクルに出す時に分別しやすいようになっています。
答え
質問2 アルミ缶とスチール缶とどちらがリサイクルしやすいのでしょうか?
答え
答え2 アルミ缶もスチール缶も共にリサイクルの優等生です。日本ではスチールが86%、アルミが83%のリサイクルが行われています。これは2002年度の実績で、世界でもトップレベルのリサイクル率です。リサイクルの方法ですが、アルミ缶は溶かされてほとんどは再度アルミ缶になるように利用されており、スチール缶は缶だけでなく建築資材など幅広い用途でリサイクルが進められています。
両方とも分別収集で缶として集められて、磁石で振り分けができるのでリサイクルが着実に進んでいます。最近、ボトル型の缶がよく見かけられるようになりましたが、キャップをしておけるような容器の開発では胴体とキャップが同じ素材で、リサイクルのし易さも考慮されています。
答え
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