現場レポート

みなさん、こんにちは！
7月7日からお楽しみいただきました『ペテロの葬列』が、ついについに最終回を迎えました。全11話と、行く道は長く感じられたところも、振り返ってみるとあっという間に感じてしまします…。
さて、前回の現場レポートでは、第10話の撮影をもってクランクアップされた長塚京三さん＆冨士眞奈美さんのラストコメントを紹介させていただきましたが、今回の現場レポでは孝太郎さんをはじめ、チームペテロ俳優部のクランクアップコメントを、時系列に沿って紹介させていただきます。
ということで、まずは長塚さん＆冨士さんに続きまして、撮影現場を後にされたのが、今多嘉親を演じられた平幹二朗さんです。孝太郎さん演じる杉村さんに「寂しくなるな…」と最後につぶやいたシーンをもって、平さんはクランクアップされました。

して、この日は第10話の放送前とのことで、
「まだ放送は続きますので、観てください。最終回に出ております」
との言葉を残して、撮影現場を後にされました。

平さんに続いてクランクアップを迎えたのが、迫田とよ子を演じられた島かおりさんです。

「バスジャックに遭ってどうなるかと思われましたが“名もなき毒”を観ていたので、お仕事したいなと思っていました。もう少し出番があると嬉しかったのですが（笑）、みなさんと楽しくお仕事させていただきました」
という島さん、バスジャック事件の被害者たちが、送られてきた慰謝料を警察へと渡しているシーンにてクランクアップを迎えられました。
そして、このシーンの撮影でもう二人、山藤警部を演じられた金山一彦さんと今内刑事を演じられた西村元貴さんもすべての撮影が終了です。
「こういった硬派なドラマが好きなので、またぜひこういったドラマを作っていただき、参加させていただければ幸いです」by金山さん
「この作品が僕にとって初めてのドラマ現場だったのですが、みなさんにいろいろ手ほどきしていただきまして、最後までやり通せることができました！」by西村さん

とのあいさつをすると、そこに居合わせた峰竜太さん、
「ご結婚おめでとうございました！」
と金山さんに声をかけると、周りのスタッフからもヤンヤの歓声が（笑）。ちょっと恥ずかしそうに撮影現場を後にした金山さんでした。
そしてこの翌日、スタジオでは喫茶睡蓮＆広報室シーンの撮影でしたが、そこでクランクアップを迎えられた方たちがいらっしゃいました。まずは、秘書の高野千夏を演じられた映美くららさんです。初めて「喫茶睡蓮」へ登場したシーンが最後の撮影となった映美さん、
「ちょっとトンチンカンな高野が日に日に愛おしくなって、本当に大好きな役になりました！」
とあいさつをされて、拍手で送られてスタジオを出られました。

そんな睡蓮での撮影が続きまして、映美さんの次にクランクアップされたのが、睡蓮のマスター・水田さんを存在感のある演技でこなされた本田博太郎さんです。そう、この日は、最終回をご覧になられたみなさんの多くが涙を誘われたと思われます、「マスター、ごめんね…」といって杉村さんが涙を流したあのシーンをもって、本田さんがすべての撮影を終えられました。

孝太郎さんから花束を渡された本田さん、
「心から感謝しております、志の高いスタッフに囲まれて非情に嬉しいです。水田太造という役は、ちょっと素敵に変で、大好きでした」
とコメントすると、
「マスター、またお会いできる日を楽しみにしています」
と孝太郎さん。そして、その言葉に
「またよかったら呼んでください（笑）」
と言って笑いを誘う本田さんでした。

さてして、杉村さんの涙と睡蓮マスターの優しさが描かれた感動シーンの撮影が終わりますと、あおぞら広報室セットでの撮影にチェンジ。杉村さんが広報室のみなさんに見送られるというシーンの撮影でしたが、すべての撮影を終えて、チームペテロに見送られたのが、ホスト君こと野本敦弘を演じられた犬飼貴丈くんと、シーナちゃんこと椎名遥ちゃんを演じられた岡本玲ちゃん、そして、謎めいた間野京子さんを好演された長谷川京子さんです。三名の名前と「クランクアップです！」とのコールがされ、まずは犬飼くんからあいさつを…ということで、
「2ヶ月間、すごく楽しかったです…」
との犬飼くんの言葉に、すぐさま「3ヶ月でしょ！」と周りから突っ込みが（笑）。その突っ込みを受けて、
「3ヶ月くらいでしたが、楽しかったです！」
と言いなおして、さらに笑いを取る犬飼くんでした。

そんな犬飼くんに続きまして、
「2年連続でこういった素敵な作品に出られて、すごく嬉しかったです。毎回、放送が楽しみでした。最終回もテレビの前で楽しみにしています！」
岡本玲ちゃんが笑顔であいさつを。

そして、締めくくりの長谷川さん、
「バスジャックから始まり、最後にもバスジャックがあり、本当に大変な撮影だったと思いますが、みなさんスタッフの方々はいつも元気で、そして小泉さんも疲れていると思うところ、いつも背筋を伸ばしてらっしゃって、本当にすばらしいと思いました。楽しい現場でした。
杉村さんと間野さんがプラトニックに終わることには、それこそ言ってはいけないことを言わないというか、口にすることが全てじゃないというか、感慨深い役を演じさせていただいて、私自身も成長できたと思っています」
というコメントを最後に、撮影現場を離れられました。

そして、その翌日はロケでしたが、そのロケの先々でも4名の方々が、順番にクランクアップを迎えられました。この日、まずすべての撮影を終えられたのが、室井滋さんです。
「みなさん、本当に本当にありがとうございました！ バスに始まりましたが、あの印象がとても強烈で、あの撮影が終わったとき（全ての）撮影が終わったかと思ってました（笑）。でも、大変なことを乗り越えた後って、ここへ戻ってくるとホッとするという感じがありました。回を重ねたことで変な気負いなどもなく、本当に自然体で編集長だなと感じながら演じることができました」
というあいさつに続き、
「もし次作があるなら、会社を辞めて杉村さんの仕事の電話番でもしているという設定で、ぜひ参加させてください！」
というコメントで笑いを誘って、撮影現場を後にされました。

室井さんに続きクランクアップされたのが、バス運転手の柴野さんを演じられた青山倫子さんでした。
「制服とバスから始まり、今日も制服とバスで終わりました。バスの中があんなに辛いなんて思ってもいませんでした（笑）」
との言葉を聞いて、次の撮影でスタンバイをしていた峰さん、
「もっと苦しかったことや寂しかったこととか言ってもいいよ！」
と声をかけると、
「もっと、いろんな出演者のみなさんとご一緒したかったです」
と、本音をこぼした青山さんでした。

柴野さんが運転するバスに、田中さんが偶然乗り込んだ…というシーンが青山さんの最後の撮影となりましたが、その撮影後に場所を移動しまして、峰さん演じる田中さんの工場に杉村さんがやってくるというシーンの撮影が行われましたが、この撮影が最後となったのが峰竜太さんです。
「我が家で終われるっていうのはいいもんだねぇ…」
と感慨深そうに、最後の撮影に臨んだ峰さん、
「お世話になりっぱなしで、ありがとうございました。今回、こういった田中さんみたいな役は初めてだったんですが、挑戦させていただきまして、どれだけできたかはわかりませんが、一生懸命にやらせていただきました。
まだまだこれから新しいことに挑戦する、取っ掛かりになったと思っています。いくつになっても勉強だと思っていますが、小泉さんの座長の感じが本当に素敵ででした。みなさん、まだまだ撮影があると思いますが、がんばってください！」
という言葉を残して、チームペテロを後にしました。

そんな峰さんのクランクアップ現場から、またまた移動しまして、最後の撮影シーンを迎えたのが、橋本さんを演じられた高橋一生さんでした。
「カメラに向かってなにか一言お願いします」というスタッフの言葉に、
「ホント、杉村さんすみませんでした（笑）」
と言って笑いを誘う高橋さん、それに乗って
「菜穂子をお願いします！」
と続ける孝太郎さんが、
「男として完敗です（笑）、（最終回を）テレビ画面で観るのが楽しみです！」
と言って更なる笑いを誘ったところで、高橋さんは撮影現場を後にされました。

そして、ロケ最終日となった日にクランクアップを迎えたのが、
「名もなき毒からお世話になっているムロツヨシです。原作にはない役をこうやって広げていただいて、本当に感謝しています。これからも見守ってやってください！」
とあいさつされたムロツヨシさんでした。

そんなムロさんに続いて、すべての撮影を終えたのが、第2のバスジャック事件を起こしてしまった坂本君をアツく演じられた細田善彦さんと、逮捕された坂本君を心配して、面会へとやってきた前野メイちゃんを可愛らしく演じられた清水富美加ちゃんです。

「3ヵ月半お疲れさまでした、ありがとうございました。最初は緊張して、自分の中でテンヤワンヤでしたが、徐々にみなさんと仲良くしていただきまして、楽しく撮影に臨めました」by細田さん
「こいうった時間帯のドラマへ参加させていただくのが初めてで、顔合わせのときは緊張して泣いてしまいましたが、自分の中で成長した部分がたくさんあるので感謝しています」by富美加ちゃん
というあいさつをされて、チームペテロをご卒業です。

と、こちらのページ制限によりまして"vol.22"の現場レポートは仕舞いとさせていただきまして、続きは"vol.23"にて紹介させていただきますので、引き続きご覧いただけますよう、よろしくお願いします！！！