みどころ

ベストセラー作家・湊かなえの小説を
『夜行観覧車』(2013年)『Nのために』(2014年)に続き
TBSがドラマ化!

松下奈緒
市原隼人 鹿賀丈史
実力派俳優陣による本格心理サスペンス!

写真:松下奈緒 市原隼人

TBSでは、ベストセラー作家・湊かなえの短編集「往復書簡」(幻冬舎文庫)所収の「十五年後の補習」をドラマ化する。

ミステリー界屈指のヒットメーカー・湊かなえの短編をドラマ化!

原作は、ミステリー界屈指のヒットメーカー・湊かなえ。2007年に第29回小説推理新人賞を受賞し、デビュー作「告白」が第6回本屋大賞を受賞。その後も発表した作品が次々と話題作に。映像化された作品も多く、TBSでも2013年に「夜行観覧車」(双葉文庫)、2014年に「Nのために」(双葉文庫)を連続ドラマ化し、どちらも上質なミステリードラマとして高い評価を得た。

それらに続いて今回、TBSがドラマ化する湊かなえの著作は、短編集「往復書簡」(幻冬舎文庫)所収の一編、「十五年後の補習」。OLの万里子と、辺境の国へ赴任中の恋人・純一の間で交わされるエアメールの中で、2人が中学生の頃に関わったある事件の真相が紐解かれていく。

「往復書簡」のタイトルのとおり、原作は交わされる手紙の文面上で進んでいく。映像化の難しいこの原作に挑んだのは、『アイムホーム』(2015年/EX)、『スペシャリスト』(2016年/EX)等を手がけた監督・七髙剛。脚本は、『カラマーゾフの兄弟』(2013年/CX)、『ストロベリーナイト』(2012年/CX)の旺季志ずかが手がける。登場人物たちの背景を掘り下げるオリジナルストーリーを追加し、物語をよりドラマティックに仕上げた。

主演・松下奈緒をはじめ、実力派俳優が揃う本格サスペンス!

主演を務めるのは、TBSドラマへの出演は4年ぶりとなる女優・松下奈緒。東京音楽大学在学中に、連続ドラマ『仔犬のワルツ』(2004年/NTV)で女優デビュー。テレビドラマやCMで活躍し、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(2010年)では幅広い世代から人気を博した。一方で、ピアニスト・歌手としても才能を発揮し、ドラマや映画の劇中曲の作曲・演奏も手がけている。

今作で松下が演じるのは、中学生の頃に同級生間で起きたある事件に巻き込まれ、ショックで事件前後の記憶を失った主人公・岡野万里子。子どもの頃から正義感が強く、一本気な性格。事件から15年が経ったある日、昔の事件と関連した新たな殺人事件が起こり、失ったはずの記憶が断片的に蘇っていく。

 そして、松下演じる万里子の恋人・永田純一役を、実力派俳優・市原隼人が演じる。純一は15年前の事件で万里子を救い、以降万里子をずっとそばで支えてきた。だがある日突然、国際ボランティアとして海外へ旅立ってしまう。新たな殺人事件が起こり戸惑う万里子と、遠く辺境の地から手紙のやりとりを交わす。

 さらに、15年前の事件と現在の事件を共に担当する刑事・亀山隆三を鹿賀丈史が演じ、作品に重厚感を与える。亀山は原作には登場しない、ドラマオリジナルのキャラクター。事件解決の糸口を探るため、万里子から封印された15年前の記憶を引き出そうとする。

 その他、実力派の俳優たちが物語を彩り、上質な心理サスペンスを紡いでいく。

過去の事件と現在の事件が交差し、
二転三転していく15年前の「真相」
4人の子どもたちの間になにがあったのか?
新たな事件はなぜ起こったのか?
明らかになる衝撃の真相と、切ない嘘とはーーー

コメント

<主演・松下奈緒さん>

Q. 湊かなえ先生の小説が原作の作品に出演されるにあたって、思いや意気込みがありましたらお聞かせください。

湊かなえ先生の作品はいつも読ませていただいています。どの作品も、思ってもみない展開にいつもドキドキさせられています。
このドラマの原作の「往復書簡」も、万里子と純一の手紙のやり取りにドキドキしました。サスペンスでもあり、ラブストーリーでもあると私は思いましたので、万里子と純一の心の動きを丁寧に演じたいと思いました。

Q. 「岡野万里子」という役柄について、演じる上で意識したこと等がありましたらお聞かせください。

万里子は「十五年前のあの事件」以降、必死に前を向こうと生きてきましたが、いつも胸に何かを抱えています。事件の記憶が無いが故に、自分が被害者なのか加害者なのかもわからない万里子が、純一さんとの手紙のやりとりや当時の話を聞いて真実を紐解いていく中で、知らなかったことを知っていく衝撃や驚きを大切に演じました。

Q. 松下さんが思う、この作品のみどころをお聞かせください。

最後まで本当に犯人がわかりません。息子を守りたい母親。恋人を守りたいと思う優しさ。様々な愛情が、15年前の事件を知ることで明らかになっていきます。
見てくださる方も、事件の真相を知っていく万里子と同じ気持ちで、ハラハラ、ドキドキしながらご覧いただければ嬉しいです。

<プロデューサー・清家優輝>

「往復書簡」はタイトル通り、手紙のやりとりで綴られる物語です。
過去と現在の事件が交差し、二転三転していく15年前の「真相」。
明らかになる衝撃の真相と、切ない嘘―――。
魅力的で演技派の豪華キャスト陣が彩り、上質なミステリーをお届けします。
また、心に刺さるラブストーリーとしてもお楽しみいただけますのでぜひ、ご覧ください!!

予告動画

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