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7月19日の放送

ご利益ニッポン！京の魔界編

毎年、多くの外国人観光客が訪れる京都。だが、まだまだ京都には知られざる魅力がある。今回は、恐ろしい伝説や、不思議な言い伝えが残る「魔界」スポットを中丸雄一がご意見番の藤森裕治先生と共に巡る。

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  御霊神社

  かつては京都御所に次いで、２番目に重要視されていた場所。
  無実の罪を着せられて亡くなった早良親王の魂を鎮めるために桓武天皇が建てた。古来より日本には非業の死を遂げた人物を祀ることでそのパワーをご利益に変える「御霊信仰」がある。
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  蘆山寺

  比叡山延暦寺を建て直した元三大師ゆかりの寺。
  元三大師には、自らを鬼の姿に変え平安京にはびこる疫病を追い払ったという伝承が残り、見る人の心を見透かすとされる鬼の姿の像・鬼大師像が祀られている。
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  菅原院天満宮

  学問の神・菅原道真の生誕の地。道真の父・是善、祖父の清公と、学業に秀でた親子三代が祀られている。
  道真の産湯として使用されていたという井戸が残っている。
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  白峰神宮

  皇族が最も恐れていたとされる祟徳天皇が祀られている。
  また、神宮内には、蹴鞠の神様も祀られていることから、サッカーをはじめ様々な球技の必勝祈願としてプロ選手や、日本代表チームも訪れる。
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  晴明神社

  映画「陰陽師」でも知られる安倍晴明が祀られている。
  境内の至る所に五芒星と呼ばれる陰陽道の世界では魔除けの象徴とされる印がある。
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  六道珍皇寺

  遣隋使で知られる小野妹子の子孫・小野篁が自らつくった閻魔大王が祀られている。小野篁は閻魔大王に仕え、夜な夜なこの世と冥界を行き来したとされる井戸がある。