2013年1月5日(土)
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晴れ着を来たあずき(市川実和子)がなにやら深刻な様子で原宿ネストカフェにやってきた。占い師に1年の運勢を占ってもらったところ、2013年の運気は最悪でよいことは何も起こらない「天中殺」と言われたという。
「気にすることないですよ〜、どうせ占いでしょ?」となぐさめる店長・結介。しかし、あずきの機嫌はなおらない。おまけにあずきは突然転び、カバンの中身を店内にぶちまけてしまう。ふと草履に目をやると、鼻緒まで切れていることが分かった。「嘘でしょこれ、高かったのに〜」と泣き出すあずき。半べそで飛び散った荷物をカバンに戻していると、財布をなくしたことにも気がついた。号泣で大騒ぎするあずきに困り果てた店長は、あることを思いついた。それは…。
「あずきさん、これ」と店長・結介が差し出したのは近所の神社の未開封のおみくじ。よく当たるといわれていて、大吉が出たら天中殺なんて吹き飛ばしてくれるという。不審がるあずきが緊張しながらおみくじを開くと、なんと「大吉」の文字が。大喜びしたその瞬間、あずきには合コンやデートの誘いが殺到した。
あずきの元気をとりもどしたご利益抜群のおみくじだったが、じつはコレ、手作りのおみくじだったのだ。結局心持ちひとつで何事も変えられるという結介の心遣い。最後には、結介の工作があずきにバレてしまったが、「まあ、いっか!あのおみくじ貰ってから良い事ばっかあるし!」と笑い飛ばしたあずきだった…。