かわら版:水戸黄門 最終回スペシャル

黄門様一行、最後の世直し旅。2011年12月19日(月)よる7時~8時54分放送(一部地域は放送日時が異なります)

《撮影舞台裏いろいろ》

最終シーンの収録を終えたところで、出演者が記念撮影。里見さん、東さん、的場さん、三平さん、由美さん、綾姫役の佐藤めぐみさん、太吉役の土師野隆之介君!
(1)
御一行は傘も仲良し

あいにくの冷たい雨だった撮影最終日。
ふと傘立てを見ると、御一行の名札が付いた傘が仲良く並んでしました。
これなら雨でも気持ちは明るく晴れそう?里見さんは使用中の模様・・・。

(2)
仁和寺で大掛かりな立ち回り

11月7日、仁和寺に現レギュラーや歴代レギュラー、藩士や村人役の俳優さんたちが勢揃いし、一日かけて大掛かりな立ち回りを収録。
観光客の皆さんも足を止め、撮影を見物していました。
里見さんいわく「映画のようなシーン」。
大人数で迫力たっぷりのラストの立ち回りシーンを、ぜひお楽しみに!

(3)
里見黄門様、ジョーク連発!?

歴代格さんによる印籠パスリレーの撮影日。里見さんからはいつも以上に?ダジャレが飛び出しました。監督が俳優さんたちに「障子、破らないでね」と声をかけると、里見さんすかさず「ショウジしました」。さらに、大和田伸也さんが「ご老公!」と言うと、里見さんは伊吹吾郎さんに向かって「ごろうちゃん!」これには大和田さんも伊吹さんも大ウケ!! 写真は、待ち時間に美術さんのノコギリを手に入れ、杖を切るマネをしているところ^^;

(4)
飛猿は子ども好き&カツラの秘密

撮影合間のセット裏。野村将希さんが子役の二人と楽しそうにおしゃべりをしていました。
ところで、ドラマで使っているカツラは人毛を使っているので普通はわずかに茶色がかった黒。
でも、結髪さんによると、飛猿だけは真っ黒で特注しているんだそうです。
ちなみに横内正さんは、自前のヒゲに合わせカツラの色を決めたそうですよ。

(5)
'11年11月11日11時11分の
『水戸黄門』

「1」がたーくさん並んだこの日この時間、皆さんは何をしていましたか?
『水戸黄門』は「シーン54」を撮影していました。神田正輝さん扮する又蔵の家に龍刃党が乗り込んできて、根本りつ子さん扮する妻・お路がピンチ!という場面。
それがこのカットです。

(6)
里見さん、最後の黄門様メイク

「55年間ずっと羽二重(はぶたえ/カツラの下につけ髪を覆う布)をつける人生だったから、今日は感慨無量」とメイクを始めた里見さん。55年前、エキストラで初めてカツラをつけ自分でメイクをした時は「時代劇俳優の道を選んで失敗したかな」と思ったほどしっくりこなかったそう。でもその後、宣伝用の写真を撮るため大川橋蔵さんのカツラをつけ、プロのメイクさんにメイクしてもらったところ、見違える仕上がりに。自分も早く役付きの俳優になれるよう頑張ろうと思ったそうです。

(7)
黄門様メイクのこだわり

黄門様モードに入っていくのは「目元を作るあたりから」とのこと。まず最初につけるのが左眉。位置が1ミリでもズレると顔の印象がまったく変わってしまうため一番気を使うそうです。続いて右眉、口ヒゲ、あごひげ、唇のすぐ下のヒゲという順番。和やかなシーンを撮る日は、眉尻をほんの少し下げ気味に。印籠出しの時は上げ気味につけるとのこと。メイクも終わり感想を聞いたところ「黄門様の出発点に立ったなという気持ちです」と笑顔。最終日もいつもと変わらず、真新しい気持ちで撮影に入る里見さんなのでした…。

(8)
レギュラー陣が役への思いを語る!

撮影最終日の会見の最後に、レギュラー6人が役を演じ終えた心境などを語りました。

里見さん「今まで時代劇のヒーローをたくさんやらせてもらいましたが、黄門は本当に楽しめるヒーローでした」

東さん「歴代の大先輩方が演じた助さんを最後に受け継ぎましたが、本当に佐々木助三郎を愛しています。自分の中で役を演じ切ったし、誇りに思っています」

的場さん「先輩たちが演じた渥美格之進の伝統を残しつつ、僕なりの格さんを一生懸命演じたつもりです。熱く激しく、すごく人間的に優しくて。見てくださった方から『格さんが子どもと触れ合うシーンが良かった』などメッセージをいただいた時、自分は格さんの名前を汚していないと思えました。僕はこの渥美格之進が大好きです」

雛形さん「水戸黄門』にレギュラーとして初めて加わり、私も楓と一緒に生まれたような気持ちです。楓のことはもちろん大好きですが、今はもうちょっと一緒に成長したかったかなという気持ちも正直あります」

三平さん「最初に高橋元太郎さんから『喜怒哀楽を出して、御隠居ー!って大きな声でしゃべる。これが大切だよ』とアドバイスをいただいたので、精いっぱいやってきたつもりです」

内藤さん「弥七といえばカッコイイ男の代表と思っていました。それは中谷一郎先輩とスタッフの皆さんが作り上げた弥七像です。自分はなかなかうまくやれなかった部分もありますが、今、弥七さんに声をかけるとしたら『俺が役者稼業をやっていく上で、かっこ悪くないように頑張りますぜ。親分見ていてください』。そんな思いです」


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