この差って何ですか?

毎週火曜よる7時

過去の放送内容

2019年10月8日

(1)「生サンマ」と「解凍サンマ」の差

(写真)

この差は…
「解凍サンマ」は、脂ののった時期に取れたか どうか
「生サンマ」は、和歌山県近海で獲る。

◯これからの時期、脂が乗って美味しいのは?
スーパーなどに行くと、とれたての「生サンマ」と冷凍保存したサンマを解凍した「解凍サンマ」の2種類がある。これからの時期、脂が乗って美味しいのはどっちか?
正解は、「解凍サンマ」!実際にスーパーなどで売られている同じ値段のサンマを見比べてみると、「解凍サンマ」の方がふっくらしている。
そして、2つの「サンマ」の断面を見比べてみても、「生サンマ」の脂の量よりも、「解凍サンマ」は、倍以上も脂の量が多かった!実際に焼いてみても、「生サンマ」より「解凍サンマ」のほうが、脂がたくさんあふれているように見える。

◯なぜ「生サンマ」より、「解凍サンマ」の方が、脂が乗っているのか?
実は、10月以降にスーパーなどに並ぶ「生サンマ」は、主に和歌山県近海で獲られる。しかし、主に和歌山県近海のサンマは、脂が少なくやせ細っている!一方、「解凍サンマ」は、8月から9月頃に南下する前のサンマを捕獲し冷凍保存したものなので、たっぷり脂がのっている!

(2)「皮が白いサケ」と「皮が黒いサケ」の差

(写真)

専門家:皆川秀美(サケ漁師)

この差は…
「白い部分」がお腹で、マグロでいうトロの部分か どうか
「黒い部分」は背中で、脂身が若干少ない!

◯北海道・標津漁港のオススメレシピ
日本最東端、北海道の標津漁港。「秋味」とも呼ばれるこの時期のサケは、今年は特に大きいとのこと。
地元では、キャベツなどの具材と一緒に焼く、北海道の郷土料理「ちゃんちゃん焼き」で食べられている。しかも!味付けは一般的な味噌だけでなく、マヨネーズをたっぷりかけて食べる!子供達も必ずマヨネーズかけるオススメトッピング!

◯「サーモンの切り身」の見極め方!
スーパーなどで、「サーモンの切り身」が売られている。よく見てみると「同じ値段」で、「皮が白いサケ」と「皮が黒いサケ」がある。より脂が乗って美味しいのは、「白い部分」!「黒い部分」が背中で、脂身が若干少なく、この「白い部分」がお腹で、マグロで言いますとトロの部分!大変脂乗っておいしい!
そして、スーパーなどで切り身にするとき、頭の方は縦に包丁を入れるが、尾びれの方に行くに従って、大きさを揃えるために斜めに切っている。その結果、尾びれに近い切り身ほど、「黒い皮の割合」が多くなる。
実際に、焼いて比べてみると、その差は歴然!「皮が白いサケ」の方が「黒いサケ」に比べてたっぷり脂が出ている。鮭の漁師の家では、「皮の白い部分」が多いところは脂乗っておいしいので、家長が食べるような風習があるとのこと!

◯「サーモンの刺身」の見極め方!
「サーモンの刺身」のサクも、形を見れば、どれが「脂がのったお腹の部分」を見極める事ができる!見極めるポイントは、「凹みがある」かどうか!一見すると身が少ないように見えるが、実は、この凹みは元々あった内臓を取り除いたところ、つまり凹みのあるサクは内臓のあったお腹なので、脂がのっておいしいとのこと!

(3)「斑点がはっきり見えるイワシ」と「斑点がほとんど見えないイワシ」差

(写真)

専門家:黒田樹(イワシ漁師)

この差は…
「斑点」が鮮度の表しているか どうか
地元オススメは、「イワシカレーコロッケ」!

◯三重県・白子漁港のオススメレシピ
三重県白子漁港で獲れる「イワシ」、今年は特に豊漁で、鮮度良し、味も良し、今は脂も乗っているので、最高に美味しいとのこと!
地元では、新鮮なイワシでジャガイモをつつみ「カレー粉」と「小麦粉」をまぶし、カラッと揚げた「イワシカレーコロッケ」にして食べる!

◯「イワシの鮮度」の見極め方!
「イワシ」は、スーパーで、氷水に浸けられ1匹ずつ売られている。よく見てみると、斑点がはっきり見えるイワシと斑点がほとんど見えないイワシがある!
実は、「斑点が濃いイワシ」は、さっき水揚げされたばかりのイワシなので、とても新鮮。実際に「水揚げされたばかりのイワシ」をみてみると「斑点」がはっきりと見えている!しかし、 「水揚げされたばかりのイワシ」を24時間常温で放置すると「斑点」がだんだん薄くなり、最後には、ほとんど見えなくなってしまった!つまり、「斑点がはっきり見えるイワシ」は、新鮮で、「斑点がほとんど見えないイワシ」は新鮮ではないということになる!

(4)「筋が並行に入ったマグロ」と「筋が放射状に入ったマグロ」の差

(写真)

この差は…
「トロ」のすぐ隣の「お腹の部分」か どうか
「筋が放射状に入ったマグロ」は、「尾びれの部位」。

◯より脂がのって美味しい「マグロ」とは?
「マグロ」。海の男たちが命がけで釣り上げるこの「マグロ」は、もはや日本の国民食と言っても過言ではない!スーパーなどで「マグロ」を買うときに、「赤身のサク」を購入する方も多いはず!よく見てみると同じ値段で、「筋が並行に入ったマグロ」と「筋が放射状に入ったマグロ」がある!より脂がのって美味しいのは、「筋が並行に入ったマグロ」!!

◯なぜ「筋が並行に入ったマグロ」がより脂がのって美味しいのか?
実は、この2つ同じ赤身、部位が全く違った!その部位の違いがおいしさに関係している。まず、「筋が並行に入ったマグロ」は、「お腹」!お腹の部分の赤みは、「トロのすぐ隣」なので、脂が乗っておいしい!一方、「筋が放射状に入ったマグロ」は、「尾びれの部位」だった!この部位は、マグロが泳ぐときにもっとも使う部位なので、脂がすくなくなる!

(5)「身が白いサバ」と「身が赤いサバ」の差

(写真)

専門家:渡部博(鮮魚スーパー「旬」店長)

この差は…
脂が乗っている「サバ」は、身の色が白っぽくなる! どうか
地元オススメは、「中華風のゴマサバ炒め」

◯大分県・佐賀関漁港のオススメレシピ
大分県・佐賀関漁港で、一本釣りで獲れる「サバ」、「関サバ」という名前でも有名!潮の流れが早いから他のところのサバと比べて、身が引き締まっているのが基本!
地元ではトマトと炒めて、オイスターソースで中華風に味付け、最後に「すりごま」をふりかけ、「中華風のゴマサバ炒め」にして食べる!

◯なぜ「身が白いサバ」がより脂がのって美味しいのか?
「サバ」は、スーパーなどで、「切り身」になって売られている。よく見てみると、同じ値段で、「身が白いサバ」と「身が赤いサバ」がある!より脂がのって美味しいのは「身が白いサバ」!脂が乗っている「サバ」は、身の色が白っぽくなる!マグロの赤身とトロで比べると、脂の多いトロの方が白っぽいのと同じように「サバ」の身の色も、「白いサバ」の方が美味しいとのこと!

(6)「黒い海苔」と「緑の海苔」の差

(写真)

専門家:出川雄一郎(蔦金商店 社長)

この差は…
「一番摘みの海苔」か どうか
さらに、「一番摘みの海苔」は口どけが良い!

◯なぜ「黒い海苔」の方が「緑の海苔」よりも美味しいのか?
「黒い海苔」が美味しいのは、「一番摘みの海苔」だから!
そもそも海苔づくりは、海苔の元である胞子を網に付け、海中で育てたものを、船についた刃で摘み取って行われる。この作業は毎年10月から始まり、1年におよそ6回行われ、最初の収穫で取れた海苔は「一番摘み」と呼ばれ、色が黒い!旨み成分である「アミノ酸」が豊富で、その色素によって色が黒くなる!

◯「一番摘みの海苔」のもう一つの特徴とは?
「一番積みの海苔」は、「口どけ」が良い!これは、草が柔らかいから溶けやすいとのこと!

(7)生まれ順による「イラッとする相手」と「イラッとしない相手」の差

(写真)

専門家:五百田達成(心理カウンセラー)

それぞれの生まれ順でイラッとしないために知っておくことは…
◯「長子」の場合、何ごとも心配しすぎる!物をストックしすぎる!
◯「末っ子」の場合、いい加減でデリカシーに欠ける!意外にケチでお金を使いたがらない!
◯「中間子」の場合、かまって体質が面倒くさい!意外に目立ちたがり屋!勧められたら断れない!
◯「一人っ子」の場合、興味の無いことは顔に出ちゃう!マイペースすぎて空気を読まない!
気を付けて付き合えば、良い人間関係ができる!

◯「イラッとする相手」か「イラッとしない相手」かの差は一体、何なのか?
この差は、ズバリ「生まれ順」!「生まれ順」には、それぞれに性格があるので、「生まれ順」で見ていくと、「あ、だからイラッとするんだ」、「だからイラッとしないんだ」というように見えてくる。五百田先生によると、この「生まれ順」によって、「イラッとする相手」か「イラッとしない相手」かが決まるとのこと!
同じ「生まれ順」、つまり「長子」と「長子」、「末っ子」と「末っ子」は、やはり、価値観や性格が近いので、近い人同士は「イラッとしない」!違うもの同士だと、自分ではない価値観なので、基本的には「モメる」。「イラッとしすい」という意味では、同じ「生まれ順」の方が、違う「生まれ順」の人よりももめにくい!違う「生まれ順」のほうがイラッとしすいということが言える!

◯「生まれ順」とは?
そもそも「生まれ順」とは、「長子」、「末っ子」、「中間子」、「一人っ子」の4つの分類のこと!兄弟姉妹がいる場合、その中で、最初に生まれた子どもは、男であれ女であれ「長子」!ただし、「長男・長女」は、すべて「長子」と言うわけではない!つまり、1人目に女の子が生まれて、2人目に男の子が生まれた場合、2人目は長男になりますが、あくまでも「最初に生まれた子ども」が「長子」となる。そして、「最後に生まれた子ども」は「末っ子」!最初でも 最後でもない子どもは「中間子」!そもそも、兄弟姉妹がいない場合は「一人っ子」になる。

◯「生まれ順」の性格とは?
「長子」の場合、マジメ・で責任感が強いのが特徴!
「末っ子」の場合、楽観的・人懐っこいのが特徴!
「中間子」の場合、協調性が高いのが特徴!
「一人っ子」の場合、自分を持っているのが特徴!

◯「生まれ順」のここにイラッとする?
「長子」の場合、何ごとも心配しすぎる!物をストックしすぎる!
「末っ子」の場合、いい加減でデリカシーに欠ける!意外にケチでお金を使いたがらない!
「中間子」の場合、かまって体質が面倒くさい!意外に目立ちたがり屋!勧められたら断れない!
「一人っ子」の場合、興味の無いことは顔に出ちゃう!マイペースすぎて空気を読まない!

(8)クレーンゲームが「上手い人」と「上手くない人」の差

(写真)

専門家:中島由佳(クレーンゲームの達人)

この差は…
◯「大きなサイズの景品」を取るコツは、「バウンド」という技が有効
◯「小さいサイズの景品」を取るコツは、「ダンク」という技が有効
◯「箱型の景品」を取るコツは、「イリュージョンスピン」という技が有効
最終手段は、「店員さんを呼ぶ」こと!

◯クレーンゲームは、コツ1つで誰でも簡単に取ることができる?
実はクレーンゲームは、コツ1つで誰でも簡単に取ることができる! 例えば、一般的なぬいぐるみの場合、タテ、ナナメ、ヨコのうち、「ヨコ向き」のぬぐいぐるみを狙うと取りやすいのです
なぜ、「ヨコ向き」だと取りやすいのかというと実は、「ヨコ向き」は、つかむ時、爪とアーム部分で、ぬいぐるみをしっかりとつかむことができるから。一方、「タテ向き」と「ナナメ向き」は、爪がぬいぐるみの下に入ってしまうので、ぬいぐるみをつかむことができない!確かに狙うぬいぐるみは分かっても、そこにアームを持って行くのが難しい!
しかし、これにもコツがある!実は、アームの出っ張った部分は、アームが開いた時、先端が来る場所と同じ!アームの出っ張った部分を降ろしたい場所の上に置き、奥行きはヨコから見て合わせれば、狙い通りの位置にアームを下ろすことができるとのこと!
今回は、「大きなサイズ」、「小さなサイズ」、そして「箱型」この3つの景品を取るコツをクレーンゲームの達人に教えてもらう!

◯「大きなサイズの景品」を取るコツとは?
この「大きな景品」を取るためには、コチラの穴に落とせばいい。その際のアームを下ろすポイントは「景品の手前」。実は、「大きな景品」は手前を掴んで持ち上げれば、穴の方に大きくズラすことができる!これは、「バウンド」という技!だいぶ前に来たので、後もう1回同じことをすれば、もう取れる。そして、この高度な技「バウンド」は、もちろん「大きなぬいぐるみ」にも使うことができ、2回で取ることができた!

◯「小さいサイズの景品」を取るコツとは?
今回狙うのは、山積みにされた「小さなぬいぐるみ」、一見 取りやすそうだが、なかなか難しい!しかし、この小さなぬいぐるみを、達人はなんと、たった100円で、複数個ゲットすることができる!達人がアームをセットしたのは、「穴の上」!?そして、そのままアームが下に おりてくる!なんとアーム全体で クジラを押し出す形!そして上げると、他の積まれたぬいぐるみも崩れて、もっともっとゲット!これは、「ダンク」という技!この技は、山積みの「下の方に積まれているぬいぐるみ」に、アーム本体を直接当てることで、その周りを崩して、複数個のぬいぐるみを取る素晴らしい技!本体だと 割と大きいので、そこを思い切りぶつけてあげれば、大体当たる!

◯「箱型の景品」を取るコツとは?
そして、この景品を上から押して取る技は、「箱型の景品」でも使える!今は、主流の箱モノには「輪」が付いていて、その「輪」を狙うタイプ。「輪」だけ狙っていると、2千、3千円はかかる。実は、穴に近づいている「箱型の景品」は、ある場所を押せば、一発で取れる!アームの先端で、箱の隅を押すと箱がクルッと回転し、穴の中へゴール!これ、「イリュージョンスピン」という技!この技はクレーンゲーム上級者が使う技で、箱の隅を押して、全体をナナメに浮かせ、重心を傾けることで、箱を回転させ穴に落とす!

◯「箱型の景品」を取る時の究極の技とは?
まず、アームが狙い通りに動くとは限らないので、試しに1回、動かしてみるのもポイント!
「ダブルゲット」という取り方を使うと、2つが一緒に合わさった時にバランスが良くなって、1個狙うよりも、2つ狙った方が取れる。しかし、都合よく2つ箱が並んでいないこともある。そんなときは、別の技で一発取り!達人が狙うのは、なんと箱の隙間!すると、箱が持ち上がり、見事ゲット!これは「差し込み」という技。アームの先端を、箱のブタのすき間に差し込むことで、そのまま持ち上げて取ることができる!

◯そもそも、どの台を選べばいいのか?
でも、そもそもゲームセンターに行くと、たくさん台が置いてあり、どの台を選べば良いのか迷う!そこで、「取りやすい台の見分け方」がある!ポイントは2つ。
1つ目のポイントは、「アームの先端を見るべし!」。アームの先端っていうのは、左側のように、きっちり閉じているモノと、右側のように、ちょっとすき間が空いているモノがある。左側の方が景品をガッチリ、ホールドしてくれるので、閉じている方を選んだ方が良い!空いていると、そこから落ちてしまい、挟む力が弱い!
2つ目のポイントは、「ディスプレイの数を見るべし!」。実は多くの台は景品の在庫が、そのままディスプレイとして飾られていることが多い。その在庫の数によって取りやすさに違いがでてくる。ディスプレイの少ない方が取りやすい!なぜなら、ディスプレイの数が少ない台 っていうのは、お店の方が「新しい景品」に入れ替えたいと考え、サービスで取りやすくしてくれている事が多い!いわば、閉店セールのようなものなので、お店によるが「在庫わずか」と掲示してある時は狙い目とのこと!

◯これでも、どうしても取れない時の最終手段!
これまで紹介した技を使っても、どうしても取れない時は、こんな最終手段もある!それは、「店員さんを呼ぶ」!実は、店舗によっても違うが、お金を数千円使っても取れない時などに、店員さんを呼ぶと、「この場合は、あの部分をアームで狙うといいですよ!」といったように、狙うポイントを教えてくれたりする!

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