過去の放送内容
2017年2月14日
(1)「長い時間 体を温める飲み物」と「長い時間 体を温めない飲み物」の差
専門家:川嶋朗(東京有明医療大学 教授)
この差は…いくつかの飲み物を飲んだ30分後に体温を測定して「差」を検証。
【対決(1)】「コーヒー」VS「ココア」の差
この対決は、「ココアの勝ち」
コーヒーを飲むと、「興奮」⇒「血管が閉まる」⇒「血流が悪くなる」
ココアを飲むと、「リラックス」⇒「血管が開く」⇒「血流が良くなる」
【対決(2)】「紅茶」VS「緑茶」の差
この対決は、「紅茶の勝ち」
実はどちらも同じ茶葉!
紅茶は「茶葉を発酵させる」が、緑茶は「茶葉を発酵させない」。
「茶葉を発酵」⇒「体を温める成分」が発生するため。
「甘酒」も「発酵させる」ことで、「体を温める成分」が発生している。
【対決(3)】「ホットミルク」VS「ホットレモン」の差
この対決は、「ホットレモンの勝ち」
ホットレモンに含まれる「クエン酸」が血流を良くして保温効果を高める
【対決(4)】「日本酒」VS「ウイスキー」の差
この対決は、「日本酒の勝ち」
日本酒に含まれる「糖質」が血糖値をあげて代謝を高める働きがある。そのため、血流を良くして保温効果を高める。
最強の温め飲み物とは
「ホットワイン + シナモンパウダー」
「シナモン」は強い温め食材のため。
(2)静電気で「バチッとなる時」と「ならない時」の差
専門家:蒲池正之介(元社団法人 産業安全技術協会 東京事務所長)
この差は…
「はいている靴」が原因。
バチッとならないのは、靴底が「革や木などの天然素材」か、どうか。
今回は、5種類の靴を用意して検証
(1)スニーカー ×(バチッとなる)
(2)ムートンブーツ ×(バチッとなる)
(3)ハイヒール 〇(バチッとならない)
(4)ビジネスシューズ ×(バチッとなる)
(5)高級革靴 〇(バチッとならない)
バチッとならない「ハイヒール」や「高級革靴」は、靴底が「革や木などの天然素材」のため。
バチッとなる「スニーカー」「ムートンブーツ」「ビジネスシューズ」は、靴底が「ゴムやプラスチックなどの素材」のため。
「バチッとならない」ようにするには、どうすればいい?
【外にいる場合】 近くにある「天然素材(木・革)」や「コンクリート」に触れるといい。
【部屋の場合】 壁などに、手のひらを広げてつけてから触れるといい。
(3)血管年齢が「若い人」と「老けている人」の差
専門家:家光素行 (立命館大学 スポーツ健康科学部)
この差は…
体が硬いか、柔らかいか、どうか。
筋肉の一部である血管が硬い=筋肉も硬い=体も硬いとなるため。
体が柔らかい人と血管年齢を検証
体が柔らかい人 ⇒ 血管年齢が若い
体が硬い人 ⇒ 血管年齢が老けている
なぜ血管年齢が老けていると体が硬くなる?
血管年齢が若い ⇒ 血管が柔らかい
血管年齢が老けている ⇒ 血管が硬い
筋肉の一部である血管が硬い=筋肉も硬い=体も硬いとなる
老けた血管年齢を若返らせる事は?
ストレッチを行うことで、血管の中から「血管を柔らかくする物質」が出る。
(4)「着痩せする人」と「着痩せしない人」の差
専門家:久野梨紗 (日本服装心理学協会 代表理事 All Aboutガイド)
この差は…着やせテクニックを利用しているか、どうか。
代表的な着やせテクニック
(1)アモーダル補完・・・体の太い部分を見せないことで、見えていない部分を勝手に想像させることができる
(2)ミュラー・リヤー錯視・・・Vネックによる細長く見え、着やせ効果が期待できる
(3)バイカラー錯視・・・2色を縦に分割することで細長く見え、着やせ効果が期待できる
(4)エビングハウス錯視・・・周りに大きなものを配置することで小顔効果が期待できる
(5)「ストレートな毛」と「くせ毛」の差
専門家:板羽忠徳(全国理容生活衛生同業組合 連合会 名誉講師)
この差は…
髪の毛の中の成分の差があるか、どうか。
「ストレートな毛」は2種類のたんぱく質が均等に分布しているのに対し、「くせ毛」はたんぱく質が偏って分布しているため。
今回は、特に多かった3つの巻き方を検証
「ストレートな毛」の断面は、「丸い」
「くせ毛」の断面は、「楕円形」
なぜ「くせ毛」の人はたんぱく質が偏るのか?
1つは遺伝があるが、根本のところはよくわかっていないのが現状。
(6)人の顔と名前を「覚えられない人」と「覚えられない人」の差
専門家:池田義博 (記憶力グランドマスター)
この差は…覚え方を身に着けているか、どうか。
記憶力と年齢
記憶力はあまり年齢と関係ない!覚える力は年を取っても落ちていかない
記憶の達人の覚え方とは?
(1)顔の印象でキャラ付け
(2)名前から語呂合わせで背景を作る
(3)(1)と(2)を組合せて、「1枚の絵」として覚える
語呂合わせが思いつかない時は?
有名人と同じ名前。そういう人たちのイメージを利用し関連付ける
(7)「くすぐったい所」と「くすぐったくない所」の差
専門家:森田豊 (医療ジャーナリスト)
この差は…感覚神経が集中しているか、どうか。
くすぐったい所(1)「うなじ」「わき」「内もも」
「うなじ」「わき」「内もも」は、皮膚の近くに太い静脈や動脈が通っており、致命傷になりかねないため、感覚神経が敏感になっている。
くすぐったい所(2)「手のひら」「足の裏」
「手のひら」「足の裏」は、四足歩行の名残。ケガをしないため、感覚神経が敏感になっている。
くすぐったい所(3)「わき腹」
「わき腹」は、四足歩行の名残。四足歩行の際に「見えない」ため、感覚神経が敏感になっている。
なぜ「笑う」のか
「抵抗する反応」で最も強いのは「怒り」で、次に「笑い」といわれている。人間は関係を円滑にするために「笑い」ではないかといわれている。
(8)「指パッチンができる人」と「できない人」の差
専門家:鈴木創(日本音響研究所 所長)
この差は…親指と中指を弾いて、親指の付け根に当てられるか、どうか。
大きい音がなる秘訣とは
(1)薬指を丸めて空間を作る
(2)中指を親指の付け根にしっかり当てる
(3)スナップをきかせる
(9)「口から出る息は白くなる」と「鼻から出る息は白くならない」の差
専門家:深井一夫(熱環境計画研究室 工学博士)
この差は…
吐く息に含まれる「水分量」が多いか、どうか。
口のなかには、唾液があるため水分が多く、蒸発するまでの時間が長い。
白い息の正体は「水分」
息の中の水蒸気が冷やされ、小さな水の粒になり白く見える
鼻から出た息が白く見える所とは
周りの環境にもよるが「マイナス5℃ぐらい」から鼻から出る息が白くなる
(10)「口笛が吹ける人」と「口笛が吹けない人」の差
専門家:分山貴美子(口笛奏者)
この差は…下の歯の裏側に、舌を付けているか、どうか。
口笛を吹くポイント
(1)下の歯に舌を強く押し当てる
(2)唇を「ふ」の形に!
(11)アルミホイルを噛むと歯が「キ〜ンとなる人」に「ならない人」の差
専門家:平澤裕之(銀座バイオレゾナンス デンタルクリニック 理事長)
この差は…金属製の詰め物があるか、ないか。
なぜ金属製の詰め物がある「キ〜ンとなる」のか
金属は電気をためる性質がある。
歯に金属の詰め物があると、違う金属であるアルミホイルが触れることによって電気が流れる。
これを「ガルバニック電流」という。