この差って何ですか?

毎週火曜よる7時

過去の放送内容

2017年1月24日

(1)「外国人に聞いた気になる日本」の差

(写真)

(1)「ローマ字表記」と「英語表記」の「道路標識」の差

この差は…新しい標識か古い標識か どうか
2013年英語表記に修正。


(2)「肉屋、魚屋」と「八百屋」の呼び方の差
専門家:町田健(名古屋大学 文学研究科 教授)

この差は…商品の種類が1つか、複数か どうか
江戸時代、季節や天候の影響を大きく受けていて、一年中野菜を収穫することができなかった。そのため、野菜以外にも、たまご、木の実、乾物、海藻などを販売していた。「数が多い」ことを「八百(やお)」といい、「八百屋」になった。


(3)「明日」の読み方の差
専門家:町田健(名古屋大学 文学研究科 教授)

この差は…【あす】の意味は「次の日」。【あした】の意味は「次の日の朝」か どうか
天気予報では、必ず【あす】といっていますので、是非確認してみてください。


(4)「山」の読み方の差
専門家:谷川彰英(日本地名研究家)

この差は…富士【さん】と浅間【やま】の違いは、その山が信仰の対象か どうか
富士山は「神の山」と呼ばれてきた。ほかにも高尾山、白山などがある。それらの山に対して人々は「敬意」と「親しみ」を込めて人間を呼ぶように「○○さん」と呼ぶようになった。


(5)「真っ黒なお城」と「真っ白なお城」の差

この差は…白いお城は「大きく見せるため」、黒いお城は「敵から見えづらくするため」か どうか
色が持つ効果を巧みに利用。もう一つ、作られた時代が違う。戦に明け暮れていた戦国時代のお城は「敵に見えづらくして」作られた。天下統一をした江戸時代のお城は、「平和な時代に権力の象徴として」作られた。

(2)「インフルエンザ」に「かかりやすい人」と「かかりにくい人」の差

(写真)

専門家:奥田克爾(東京歯科大学 名誉教授)

この差は…
(1)口の中を清潔にしていない人
(2)鼻をほじる人


口の中を清潔にするためには、「歯磨き」をすれば良い?
「舌磨き」もあわせてやることをオススメ。
口の中の細菌は、「歯」に25%、「歯以外」に75%いるため。

舌を傷つけない「正しい磨き方」
専門家:佐藤二三江(佐藤歯科医院 理事長)
(1)指にガーゼを巻く
(2)表面は奥から前に磨く
(3)側面・裏面も磨く
(4)歯茎や頬の裏も磨く
(5)舌の奥まで磨く
※歯ブラシでは絶対に「舌」を磨かないこと。味を感じる細胞である「味蕾(みらい)」が傷つき、味を感じられなくなるから。
※「オエッ」とならない方法としては、ノドの「くぼんだ所」(鎖骨の間のくぼみ)をグッと押しながら磨く!
※「舌磨き専用ブラシ」でも舌を傷つけずにキレイにできる!
※口の中を殺菌するものでうがいをする!

鼻をほじる人がかかりやすい理由
電車のつり革などに付着した「インフルエンザウイルス」を掴んで、その後、鼻をほじることで、直接体内に取り込んでしまうため。

(3)マフラーの巻き方による体の温まり方の差

(写真)

専門家:田村照子(文化学園大学 名誉教授)

この差は…
ワンループ巻きは、生地が4枚。その分だけ首の熱を遮断。服の中の暖まった空気も遮断。また、首を温めることによって、手足の血管が開いて温かくなるため

今回は、特に多かった3つの巻き方を検証
(1)二重巻き
(2)ワンループ巻き
(3)ネクタイ巻き

効率良く体を温める方法
(1)マフラーはきつく締めない
(2)マフラーを鼻まで巻く
⇒マフラーの生地には水蒸気を吸うと発熱するという性質がある。そのため、鼻に含まれる水蒸気により「発熱」するから。
(3)マフラーを巻いてから、コートを着る

(4)【この差 知っていましたか?】 「さかなクンが教える魚」の差

(写真)

専門家:さかなクン(東京海洋大学 名誉博士)

(1)「ズワイガニ」の「大きいオス」と「小さいメス」の差

この差は…脱皮の回数が多いか どうか
・「オスの脱皮回数」13回、「メスの脱皮回数」10回。
・メスのズワイガニは、卵を持つ頃になると「脱皮しない」。エネルギーをたくさん卵に使うため。結果として成長が止まり大きくならない。


(2)「毛が生えていないズワイガニ」と「毛が生えているケガニ」の差

この差は…敵からの身の守り方の違い
・「毛が生えていないズワイガニ」は硬い殻で敵から身を守る。
・「毛が生えているケガニ」は、柔らかい甲羅をもつために身を隠す。泥の中に隠れるため身体に泥をつける。


(3)「脚が10本のカニ(ベニズワイガニ)」と「脚が8本のカニ(タラバガニ)」の差

この差は…甲羅の中に2本かくれている(タラバガニ)か どうか
・かくれている脚は、エラの中をキレイに洗うという役割がある。


(4)「ノドが黒い魚(ノドグロ)」と「ノドが白い魚(マダイ)」の差

この差は…生息している場所の深さが深いか どうか
・「ノドグロ」→200〜500mの深海に生息。ノドが白いと口を開けた時に目立つため。
・「マダイ」→200mの浅瀬に生息。明るい海中では口の中が白くても目立たないため。


(5)「赤いエビ」と「黒いエビ」の差

この差は…生息している場所の深さが深いか どうか
・「赤いエビ(アマエビ)」→300〜500mの深く暗い場所に生息。
・「黒いエビ(ブラックタイガー)」→100mよりも浅く明るい場所に生息。明るい光の環境では、赤い色だと目立つため、黒っぽい方が周りの風景に溶け込みやすい。そこで、食べる餌で赤くなるアスタキサンチンを別の物質に変えて赤くならないようにしている。


(6)「ウロコのある魚」と「ウロコがない魚」の差

この差は…敵からの身の守り方の違い
・「ウロコ」をぶ厚く頑丈する、ハリセンボンのように針のように変えて身を守る。
・「ウロコ」をなくし、目くらまし効果で身を守る。

(5)スポーツの世界で活躍している人は「末っ子が多く」「長男長女は少ない」の差

(写真)

専門家:五百田達成(心理カウンセラー)

スポーツ選手に「末っ子」が多い理由…
(1)早い段階から始める
(2)高いレベルの練習をする


女優に「末っ子」が多い理由…
(1)オーディションに兄弟が申し込む
(2)可愛く見られる方法を分かっている


総理大臣に「中間子」が多い理由…
(1)バランス能力に優れている
(2)相手の心を読むことに長けている


東大生に「長男・長女」が多い理由…
(1)責任感が強い
(2)とにかく生真面目


アーティストに「一人っ子」が多い理由…
(1)1人で過ごす時間が長い
(2)大人の文化・芸術に小さい頃から触れている

(6)「他殺」と「自殺」の差

(写真)

専門家:髙木徹也(法医学者)

首吊り自殺にみせかけた他殺の場合…
首元にあるロープ痕の差
今回の番組内容の場合、ロープ痕が2つあり、他殺の際にロープで絞められた跡が確認できたため。

飛び降り自殺にみせかけた他殺の場合…
頭の向きの差
今回の番組内容の場合、ビルと反対側に頭が向いていた。これは、突き落とされた際にみられる状況のため。

事故死にみせかけた他殺の場合…
血痕の形と位置の差
今回の番組内容の場合、倒れた前方に血痕が飛び散っていたため、背後から打撃された際にみられる状況のため。

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