この差って何ですか?

毎週火曜よる7時

過去の放送内容

2016年1月31日

(1)レタスを長持ちさせるプロ技

(写真)

専門家:KAORU(日本野菜ソムリエ協会)

この差は…芯に爪楊枝をさす
レタスの芯の切った部分に爪楊枝を3本三角形になるように差し込む。これは、レタスの芯の先端部分にある生長点を爪楊枝で程良く壊すことで、その成長を抑制し劣化を抑制する効果がある。

(2)魚を焼くときに皮が網にくっつかないプロ技

(写真)

専門家:浜田陽子(料理研究家)

この差は…魚の表面にレモンを塗る
魚の皮に含まれるタンパク質は温められると金属にくっつきやすくなる性質を持っている。レモンの汁を魚の皮の表面に塗ることで、レモンに含まれるクエン酸が働き、タンパク質が温められても金属の網につきにくくなる。

(3)鏡の曇りを防止するプロ技

(写真)

専門家:尾﨑真(おそうじ本舗 企画部課長)

この差は…水のりを塗る
水のりを鏡に対して網の目を描くように均等に塗る。そこにシャワーで水を軽くかけ、手で鏡全体に水のりをなじませる。最後にティッシュペーパーで軽くふき取る。水のりに含まれるポリビニルアルコールという成分が、曇りの原因である水蒸気が水玉の層になることを防ぐ効果がある。約5日間の効果。

(4)ハンコをキレイに捺すプロ技

(写真)

専門家:きだてたく(文房具ライター)

この差は…割り箸の箸袋を下に敷いて引きながら捺す
ハンコの捺す位置の書類の下に割り箸の袋を敷く。その上からハンコを捺し当て、ゆっくりと敷いた割り箸の袋を真横に引き抜く。これは箸袋を引くとできるわずかな段差によって、印字面に捺す力を集中させやすくなり、結果的に圧力がハンコ全体に均等に掛かり、キレイに印字ができるため。

(5)鍋料理のプロが作る鍋のシメの差

(写真)

▼キムチ鍋のシメ
専門家:金 東柱(ハレルヤ総料理長)
この差は…石焼ビビンバ、チヂミを作る

【石焼ビビンバ】
[材料]
・キムチ鍋の残り
・ご飯
・にんじん・ネギ・しいたけ・もやし(お好み)
・ごま油
・卵
・韓国海苔

[作り方]
(1)残った鍋の中にご飯を入れる
※水分は少なめ ご飯を入れたときに汁が見えなくなる状態
(2)お好みでにんじん・ネギ・しいたけ・もやしなどの野菜を入れる
(3)野菜がしんなりするまでよく混ぜ合わせる
(4)ごま油と溶き卵を入れる
(5)全体を平らにし、おこげを作る
(6)皿によそい、韓国海苔をトッピング→完成

【チヂミ】
[材料]
・キムチ鍋の残り
・小麦粉
・ごま油
・チーズ
・ニラ

[作り方]
(1)鍋の残りに小麦粉を加える
※熱い鍋の中に小麦粉を入れるとダマになる可能性があるので、残りは冷ましておく
(2)粘り気が出るまで混ぜ合わせる
(3)ごま油を鍋肌から流し込み、ニラとチーズを入れて焼いていく
(4)両面5分ずつ焼く→完成


▼トマト鍋のシメ
専門家:森元 誠(Azabu-Juban KAI)
この差は…ナポリタンを作る

【ナポリタン】
[材料]
・トマト鍋の残り
・パスタ
・玉ねぎ・ピーマン・ウインナー(お好み)
・バター

[作り方]
(1)鍋の残りを沸騰させ、半分に折ったパスタを入れる
※焦げないようにマメにかき混ぜる
(2)5分ほど火にかけ、固ゆでの状態にする
(3)お好みで薄くスライスした、玉ねぎ・ピーマン・ウインナーを入れる
(4)水分がなくなるまでかき混ぜる
(5)バターを加え、全体にまんべんなく絡ませる→完成


▼寄せ鍋のシメ
専門家:津田昌彦(日本料理 辰巳)
この差は…片栗粉を使ってあんかけ焼きそば、中華丼を作る

【あんかけ焼きそば・中華丼】
[材料]
・寄せ鍋の残り
・豚肉・シーフードミックス(お好み)
・水溶き片栗粉
・中華麺

[作り方]
(1)残った鍋の中に、お好みで豚肉・シーフードミックスを入れる
※シメのために鍋の具材を残しておくのもアリ
(2)水溶き片栗粉を加え、とろみが出るまで煮詰めてアンを作る
(3)茹でた中華麺の上にアンをかける→完成
※できあがったアンにごま油を足し、ご飯の上にかければ「中華丼」になる

【寄せ鍋のシメ 餃子の皮】
[材料]
・寄せ鍋の残り
・ギョーザの皮

[作り方]
(1)残った鍋の中にギョーザの皮を入れる
(2)40秒ほど火にかける→完成


▼もつ鍋のシメ
専門家: 椿山秋良(博多もつ鍋「幸」)
この差は…中華麺を使って焼きラーメンをつくる

【焼きラーメン】
[材料]
・もつ鍋の残り
・中華麺
・白ゴマ
・小口ネギ

[作り方]
(1)残った鍋の中に水洗いした中華麺(ゆで)を入れる
※スープは麺が隠れるぐらいの量にまで減らす
(2)スープがなくなるまで混ぜる
※焦がさないように混ぜ続ける
(3)スープが麺に染み込んだら火を止め白ゴマと小口ネギを加える→完成

(6)「テレビショッピング」と「ラジオショッピング」の差

(写真)

専門家:湯浅美和子(ショッピングプレゼンター)

この差は…扱う商品
これは、見た目のインパクトが重要なテレビショッピングと、音だけで魅力を伝えなければいけないラジオショッピングの差であるが、同じズワイガニでもテレビショッピングでは、見た目でインパクトのある「姿一杯」を取り扱い、ラジオショッピングでは、音だけでも説明しやすく、より情報が伝わる「足のみ」を扱うという違いがある。

この差は…商品の呼び方
南高梅は一般的な呼び方である「なんこうばい」ではなく、ラジオショッピングでは「なんこううめ」と呼んでいる。これも「うめ」と呼ぶことで、敢えて梅干しであることをイメージしやすくするため。

この差は…試食の仕方
同じ梅干しを紹介する場合も、テレビショッピングは熱々のご飯の上に載せて試食するが、ラジオショッピングは食べるときに音が出るうどんの上に梅干しをのせて試食する。生のホタテは、から揚げにしたり、はちみつの場合はカリカリに焼いたトーストに塗って試食し、ラジオリスナーに音だけで魅力が伝わるように工夫している。

この差は…商品の値段
同じダイヤのネックレスでも、価格の安い方をテレビショッピングで、高い方をラジオショッピングで取り扱う。これは、常連リスナーの多いラジオショッピングの場合、番組やパーソナリティーへの信頼度が高いため売れる商品の価格、そしてリピート率もテレビショッピングよりも高くなる傾向があるため。

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