作品紹介

作品紹介 〜3人のプリンセスから見る契丹〜

  • 契丹文字

    白塔

    銀の靴

  • 契丹第6代皇帝の妃・章聖皇太后が、夫の弔いのために建立した白塔

    白塔に納められた極彩色の奉納品を展示
    天頂部分には、仏像、種々の質や
    形の舎利塔・さまざまな形式の仏典・珍しい
    絹織物・磁器・銀器など、多くの美しい文物が
    大切に保存されていました。

  • 釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)
  • 釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)

    年代:11世紀前半 所蔵:巴林右旗博物館

    解説:釈迦はインドのクシナガラの地で涅槃、すなわち入滅を迎えました。
    本像は蓮華飾りのついた枕に頭を乗せて横たわっています。
    寝台は須弥座(しゅみざ)のように腰をやや細くし、格狭間(こうざま)に計8頭の獅子飾りをあしらった豪華なものです。

  • 釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)
  • 鳳凰舎利塔(ほうおうしゃりとう)
  • 鳳凰舎利塔(ほうおうしゃりとう)

    年代:11世紀前半 所蔵:巴林右旗博物館

    解説:大型で華やかな舎利塔は、上から、塔頂部、六角形の塔身および塔座からできており、文様を刻んだ厚さ0.3cmの鍍金銀板を鋲止めして組み立てられています。

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    • 頂上には羽を広げ長い尾羽を持つ鳳凰が24粒の真珠を連ねた飾り・瓔珞(ようらく)を口にくわえています。
  • 鳳凰舎利塔(ほうおうしゃりとう)
  • 十方仏塔(じっぽうぶつとう)
  • 十方仏塔(じっぽうぶつとう)

    年代:11世紀前半 所蔵:巴林右旗博物館

    解説:覆鉢(ふくばち)より下にある刹座(さつざ)部分から発見された4基の十方仏法舎利塔の1つ。他の法舎利塔にくらべて大型であり、報告書には明記されていないものの、もともと東西南北の基本方位にあわせて置かれていたものと思われます。

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    • 内部には小字雕印された『妙法蓮華経』経巻が収められており、墨書きの銘文が記された上質の白い絹布に包まれていました。
  • 十方仏塔(じっぽうぶつとう)