毎週水曜 深夜00:55から放送
第3回目のカタリベは、ブランドプロデューサーの藤巻幸夫氏。
「自分一人では何も出来ない」と語る藤巻氏は、自分流、人の巻き込み術を披露した。
他人の目を引くために“茶色い靴をはく”という藤巻氏。
人の記憶に残るように、人と違うことをするのが、人脈を増やすテクニックなのだそうだ。
このテクニックは、売り場をつくる際にも有効であると話す。
「ある色の中に、真逆の色を配置することで、客の目を売りたい商品へ向けることができる」
“カリスマバイヤー”の肩書きを持つ彼ならではの戦略である。
そんな藤巻氏は、今日も鮮やかなブルーのジャケットで私たちの目を引いていた。
人との出会いを大切にするために「正月の3日間以外は毎日誰かと外食をする」という藤巻氏。
さらに、「1000人の携帯番号が頭の中に入っている」と語った。
一度会った人の事は忘れないという藤巻氏の“広く深く”精神には感心の一言であった。
「“日本百貨店”を作りたい」と今後の夢を語る藤巻氏。
その熱いカタリに観客は知らぬ間に藤巻色に染まっていた。