じょんのび日本遺産

放送内容

2019年 10月 20日

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旅人:ナタリー・エモンズ&有森裕子

今回の日本遺産
知ってる!?悠久の時が流れる石の島 〜海を越え、日本の礎を築いた せとうち備讃諸島〜

瀬戸内備讃諸島の花崗岩と石切り技術は長きにわたり日本の建築文化を支えてきた。近世城郭の代表である大阪城の石垣や日本の近代化を象徴する日本銀行本店の西洋建築など、日本のランドマークといえる建造物が、ここから切り出された石で築かれている。
島々には400年に渡って巨石を切り、加工し、海を通じて運び、石と共に生きてきた人たちの希有な産業文化が息づいている。
備讃諸島の石をめぐるストーリーは2019年に日本遺産に認定されている。
今回、備讃諸島の1つ、小豆島を旅するのはナタリー・エモンズと有森裕子。
2人は大阪城の石垣に使われるはずだった残石のある記念公園で待ち合わせ。そこで花崗岩の石割りを体験し、当時、石工たちにふるまわれた「石切り寿司」を味わう。また、石工たちが作業中に歌ったとされる「石節」に合わせた踊りを習う。ダンスが大の苦手だったという有森さんの踊りは果たして!?さらに、小豆島の名産、木桶による醤油づくりを見学し、秋から収穫がはじまるオリーブの手摘みも体験。瀬戸内の海を背景にナタリーが「瀬戸の花嫁」を歌う。小豆島の食材をふんだんに使ったイタリアン・レストランではオリーブの搾りかすで育てたブランド豚「オリーブ夢豚」をいただく。「日本の地中海」と呼ばれる小豆島の、暖かい気候が育んだ文化を体感するじょんのび旅。

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