じょんのび日本遺産

放送内容

2019年 8月 25日

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旅人:ナタリー・エモンズ&有森裕子

今回の日本遺産
地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市

大山(だいせん)の山頂に現れた万物を救う地蔵菩薩。その信仰は平安時代末以降、牛馬のご加護を願う人々を大山寺に集めた。江戸時代には大山寺に庇護され信仰に裏打ちされた全国唯一の「大山牛馬市」が隆盛を極め、明治時代には日本最大の牛馬市へと発展した。西国諸国からの参詣者や牛馬の往来で賑わった大山道沿いには、今も往時を偲ばせる石畳道や宿場の町並み、独特の食文化、大山の水にまつわる行事、風習が残され、人々が日々「大山さんのおかげ」と感謝の念を捧げながら大山を仰ぎ見る暮らしが息づいている。
そんな大山は2016年に日本遺産に認定されている。
今回、大山周辺を旅するのはナタリー・エモンズと番組初登場の有森裕子。
まずは大山の清流で育った新鮮わさびを収穫し、絶品のわさび丼に舌鼓。さらに日本海では夏が旬の岩ガキと白イカを楽しみ、大山寺参道ではかつて牛馬市で人気を集めた大山おこわを味わう。田園風景が広がる大山の麓の町では伝統の和傘作りを体験。最後は浴衣に着替え、和傘がライトアップされた夏の風物詩「大山の大献灯」に参加。幻想的な雰囲気に2人は大感動。大山に息づく人々の暮らしを体感するじょんのび旅。

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