じょんのび日本遺産

放送内容

2019年 2月 17日

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旅人:ナタリー・エモンズ&ダニエル・カール

今回の日本遺産
サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ 後編

 鶴岡市を中心とする庄内地方は旧庄内藩士が刀を鍬に替え開拓した養蚕場をきっかけに、絹産地として発展してきた。今も養蚕から絹織物の生産まで一貫工程が残る国内唯一の地となっており、街並みからは近代化の原風景を体感することができる。そんな鶴岡は2018年に日本遺産に認定されている。
 前回に続き、ナタリー・エモンズとタレントで山形弁研究家のダニエル・カールが雪深い鶴岡を旅する。まずは雪に覆われた昔ながらの多層民家を訪ね、蚕と共に暮らしていた人々の生活を知る。続いて最上川を訪れ、ダニエルさんと一緒に雪見舟で川下り。山形名物の芋煮を味わいながら雪国の景観を楽しむ。そして料亭文化が息づく酒田では、現役の舞娘さんと一緒にナタリーさんが踊りに挑戦。さらにシルクの作業工程のひとつ手捺染の工場を訪問。その技術の高さに驚く。最後はダニエルさんがぜひナタリーさんに味わってほしいという鶴岡の冬の味覚、寒ダラを一緒にいただく。どんがら汁、鱈の醤油焼きに舌鼓。近代化の歴史に触れながら、雪国の温かさを知る「じょんのび旅」。

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