じょんのび日本遺産

放送内容

2019年 2月 10日

画像

旅人:ナタリー・エモンズ&ダニエル・カール

今回の日本遺産
サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ 前編

 鶴岡市を中心とする庄内地方は旧庄内藩士が刀を鍬に替えて開拓した養蚕場をきっかけに、絹産地として発展してきた。今も養蚕から絹織物まで一貫工程が残る国内唯一の地となっており、街並みからは近代化の原風景を体感することができる。そんな鶴岡は2018年に日本遺産に認定されている。
 今回はナタリー・エモンズとタレントで山形弁研究家のダニエル・カールが雪深い鶴岡を旅する。まず、鶴岡の象徴でもある羽黒山の雪に覆われた五重塔を訪ね、冬景色をたっぷりと味わうナタリー。続いて冬の鶴岡を代表する野菜、甘みのある雪中軟白ねぎの畑を訪ねると、そこにダニエルさんが。2人でねぎを収穫し、とりたての材料でねぎしゃぶ、ねぎの天ぷらなど、ねぎ料理を味わう。旧庄内藩士が開いた松ヶ岡開墾場やあつみ温泉を訪ね、最後はダニエルさんがぜひナタリーさんに味わってほしいという鶴岡の知られざる名物、天然とらふぐ料理を一緒にいただく。荒波に鍛えられたふぐのてっさ、てっちりなどを頬張り、その豊かな味わいに2人とも大満足。近代化の歴史に触れながら、雪国の温かさを知る「じょんのび旅」。

画像 画像

ページトップへ