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第580回2008年02月17_日
国立歴史文化公園“古代メルヴ”(トルクメニスタン)
遺産名:
国立歴史文化公園“古代メルヴ”
State Historical and Cultural Park "Ancient Merv"
所在地:トルクメニスタン(Turkmenistan)
分 類:C(ii)C(iii)
登録年:2007
放送日:2008年02月17_日
放送回:第580回
国立歴史文化公園“古代メルヴ”
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砂漠化が進み、「文明の空白地帯」だと見なされてきた中央アジア。しかし、そこにはシルクロードを通じて世界につながるオアシス都市が幾つもあった。「ニサの要塞」は、紀元前3世紀にローマ帝国と世界を二分する勢いを誇ったパルティア王国の都だった。ヴィーナス像や象牙の杯が発掘され、世界を驚かせる。
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「メルヴ」もまた、紀元前の昔から東西の文献に記された交易の一大拠点だった。東西の文明はここに至り、融けあい、再びここから伝わった。インドに始まる仏教も、西方はメルヴまで伝来する。西の果ての仏教遺跡だ。城壁に守られた町には、キリスト教修道院やイスラームのモスクもあり、世界の宗教が一堂に会していた。 西欧の進んだ文化への憧れを形にした都。
ピョートル大帝が郊外に築かせた宮殿は、当時最先端の技術を駆使した豪奢な噴水群で訪れる者を驚嘆させた。
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メルヴは「さまよえる町」と呼ばれた。紀元前6世紀に始まり、城壁に囲まれた町が時代ごとに隣に築かれたのだ。日干しレンガを積み上げただけの巨大な壁は、高度な築城技術による。1500年前の宮殿キズ・カラーー円筒状の波打つひだが独特だ。保存活動は、古代の泥レンガが再現困難なほど上質な事を明らかにした。
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11世紀、トルコ系の遊牧民が興したセルジューク朝の都として、絶頂期を迎えるメルヴ。土を焼き固めた焼成レンガを使い、最先端をゆく建築を生み出した。複雑なパターンで積まれたレンガが、幾何学文を浮かび上がらせる。しかし1221年、チンギス・ハーン率いるモンゴル軍に襲撃され、廃墟と化した町は捨てられた。
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