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第563回2007年10月07日
ソロヴェツキー諸島の文化と歴史遺産群(ロシア)
遺産名:
ソロヴェツキー諸島の文化と歴史遺産群
Cultural and Historic Ensemble of the Solovetsky Islands
所在地:ロシア(Russian Federation)
分 類:C(iv)
登録年:1992
放送日:2007年10月07日
放送回:第563回
ソロヴェツキー諸島の文化と歴史遺産群
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北緯65度。北極圏も間近の島々に、ロシア正教独特のドーム屋根が聳える。
15世紀、俗世と隔絶した祈りの場を求めて二人の修道士がやってきたことから、一年の半分以上を氷に閉ざされるこの島に、修道院が建立された。
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極北の修道院はやがてその規模を拡大し、ロシア正教を代表する巡礼地となった。
16世紀から20世紀初頭にかけて巡礼はその数を増し、年間2万人にも達したという。
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修道士たちは叡智を尽くして、この凍てつく島を開拓した。
運河や堤防を造り、製塩所や煉瓦工場を建設。
漁業や畜産、さらには温室で西瓜やメロンまで栽培。
大陸との交易も盛んに行い、ソロヴェツキーは北ロシアにおける経済・文化の中心となった。
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20世紀。ロシア革命により成立したソビエト政権は、宗教を弾圧。
独自の文化を誇った大修道院は閉鎖され、ラーゲリ=強制収容所へと転用された。
そして、現在世界遺産となっている中世の貴重な修道院建築は、虐待と拷問の中で数万人の命が奪われるという悲劇の舞台となる。
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