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第374回2003年11月16日
パンタナル自然保護区(ブラジル)
遺産名:
パンタナル自然保護区
Pantanal Conservation Area
所在地:ブラジル(Brazil)
分 類:N(ii)N(iii)N(iv)
登録年:2000
放送日:2003年11月16日
放送回:第374回
パンタナル自然保護区
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ポルトガル語で「大きな湿地」を意味するパンタナルは、その規模、生息する動物種の多様さから、アマゾンに匹敵する地球上に残された最大、最後の野生動物の聖域であると言える。雨期に川が氾濫し、巨大な湖と化した湿地全体に魚たちが散らばる。乾期にはその魚たちを求めて水鳥やワニが集まり、繁殖する。パンタナルは世界に類を見ない、巨大な生命の循環システムである。
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ブラジル、ボリビア、パラグアイの3国にまたがるパンタナル=大湿地帯は日本の本州とほぼ同じ面積をもつ。その中で世界遺産に指定されている地域は全体の2%にも満たない。川が交わるこの地域だけは乾期でも水が枯れることはない。この場所がもし失われば、パンタナルの生態系も失われてしまうという重要な地域である。
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水源を泳ぐ「河の王者」、「釣り人の夢」と言われる黄金の魚ドラード。周りを泳ぐのは、草食魚ピラプタンガ。ドラードにそっくりの尾びれをもつピラプタンガは肉食のドラードに擬態し、身を守っている。水源で育った魚たちは雨期の氾濫で一斉にパンタナル全域に広がっていく。
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ワニに食べられてしまったナンベイヒメウ。主に魚を食べているパンタナルのワニが鳥を襲うことはめったにない。しかしこの鳥は魚を捕ることに夢中になって、たまたまワニの近くに着地してしまったのだ。死の臭いを嗅ぎつけて、この後すぐ黒コンドルが集まってきた。ワニもおちおち食事もしていられない。
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