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第246回2001年04月01日
ポトシ市街(ボリビア)
遺産名:
ポトシ市街
City of Potosi
所在地:ボリビア(Bolivia)
分 類:C(ii)C(iv)C(vi)
登録年:1987
放送日:2001年04月01日
放送回:第246回
ポトシ市街
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標高4180mという、人が住むにはあまりに過酷な環境にあるポトシの街。1545年、兎を追っていた先住民により、偶然世界最大の銀鉱脈が発見され、翌年スペイン人がこの街をつくった。銀の生産が最高に達した1650年には、人口は17万人にも膨れ上がり、当時アメリカ大陸最大の都市となった。 
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鉱山の中は、エル・ティオと呼ばれる悪魔が支配すると信じられてきた。鉱夫たちは、採掘の前に、坑道の暗闇の中でエル・ティオに捧げる儀式を行う。コカの葉を噛み、アルコール度数70度近い強烈な酒を飲み、タバコを立て続けに吸い神経を麻痺させ、苛酷な採掘に向かう。
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旧国立造幣局では、銀貨を製造するための機械が24時間動き続け、原動力のロバは3日で死んだ。ポトシ銀山の発見後、数万トンもの銀がスペインに輸送され、また同量の銀が輸送中に消えたといわれる。銀は君主の浪費や戦争、征服のための遠征の費用に使われ、結局スペインを潤すことはなかった。
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サンタ・テレサ修道院。その独特の色彩と教会を飾る装飾は、アンデス文化とヨーロッパ文化の混血、メスティソ様式といわれる。銀山の富は地元ポトシにも多くの豪華な教会建築を生んだ。「ポトシの如く豊かに」。そのあまりの華麗さに、ポトシは当時ヨーロッパで富を表す形容詞となった。
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