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第243回2001年03月11日
古都オウロ・プレット、コンゴーニャスのボン・ジェズス聖域(ブラジル)
遺産名:
古都オウロ・プレット、コンゴーニャスのボン・ジェズス聖域
Historic Town of Ouro Preto
所在地:ブラジル(Brazil)
分 類:C(i)C(iii)
登録年:1980
放送日:2001年03月11日
放送回:第243回
古都オウロ・プレット、コンゴーニャスのボン・ジェズス聖域
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ポルトガル語で「黒い金」を意味する町オウロ・プレットは1711年、彼の地に発見された金脈によるゴールドラッシュによってできた町である。18世紀には世界の金総産出量の6割を産出し、金がもたらす富により、豪華な教会が数多く建設された。天才彫刻家アレイジャジーニョはこの町に生まれた。
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アレイジャジーニョの肖像。著名な建築家を父に、黒人奴隷を母に持つ彼は不遇な生い立ちにも関わらず、その天才的な才能と技術で「ブラジルのミケランジェロ」と呼ばれるまでになる。しかし身体のあちこちが腐り落ちるという難病に冒され、あまりに悲惨な容貌と運動能力のため晩年は人前に出ることを避けながらも、死の直前まで創作活動を続けた。
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ブラジル・バロック様式を代表する建築、サン・フランシスコ・ジ・アシス教会。アレイジャジーニョは彫刻だけではなく、教会のファサード、祭壇の装飾なども数多く手がけている。この聖堂は、彼が手がけた教会の最高傑作といわれ、あまりの美しさに「ミナスの宝石」と称されている。
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コンゴーニャスのボン・ジェスズ聖域に残された、アレイジャジーニョ晩年の代表作、キリストの受難を表現した7つの場面のひとつ、刑場に向かうキリスト。十字架を背負ったキリストの表情は何ともいえぬ悲しみを湛え、見る者の目を釘付けにする。これを作った時アレイジャジーニョは病のためもはや歩くこともかなわず、わずかに残った左手の2本の指にノミをくくりつけ、執念の創作活動にあたったという。
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