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第154回1999年05月23日
チャン・チャン遺跡地帯(ペルー)
遺産名:
チャン・チャン遺跡地帯
Chan Chan Archaeological Zone
所在地:ペルー(Peru)
分 類:C(i)C(iii)
登録年:1986
放送日:1999年05月23日
放送回:第154回
チャン・チャン遺跡地帯
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チャンチャン遺跡は13世紀〜15世紀、ペルー北部海岸地方に栄えたチムー王国の都の遺構である。約20平方kmという範囲の建造物跡は、一部土台以外日干しレンガでできている。日干しレンガづくりの都市としては、世界最大規模だが、もろい材質のため、エルニーニョによる大雨や風化による崩壊が進み、23ヶ所ある(1999年現在)「危機にさらされている世界遺産」に指定されている。
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都市は、高さ12mほどもある二重の高い壁で囲まれたシウダデーラと呼ばれる9つの地区を中心に構成されている。シウダデーラは、要塞であったとも宮殿であったとも言われるが、内部には倉庫や広場、住居や墓地などを備えていたとみられ、それぞれが、ひとつの独立した街を形成していたと思われる。
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チムー王国は、その600年ほど前に同じ場所で栄えたモチェ文化以降の工芸の伝統を受け継いだ。特に金銀製品の加工に卓越した技能が見られる。
こうした金銀製品や大量生産される土器などを交易品とし、アンデスの山岳地域などと盛んな取引が行われた。
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発掘されたチムーの習俗を再現した木造模型のうち、葬送行列のようすをあらわすもの。こうした写実的で具体的かつ詳細な人物描写の例は、インカ文明を含めてペルーのほかの地域、時代の文化にはない。
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