
武当山は、中国湖北省西北部に広がっている。 広大なその山中には、30以上の道教寺院が岩にへばりつくようにして点在している。 |
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中国全土に影響を与えた優れた建築は、今も人々を魅了する。 道教最高クラスの神、真武大帝ゆかりの場所、武当山には台湾やマカオなどからも年間約60万人もの人々が訪れるという。 |
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武当山のいたるところで、共同生活を営みながら修業にはげむ道士の姿が見られる。 彼らの一日は朝5時に始まる。 |
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武当山は様々な道教の文化を育んできた。北の少林寺、南の武当山といわれ、中国2大拳法のひとつ武当拳もここで生まれた。武当山は数々の文化を今に伝える道教の中心地として、1994年世界遺産リストに登録された。 |
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