ある日、フリーライターの北見玲菜(山口あゆみ)の他殺体が発見された。その部屋では西川という男が首を吊っていた。この男が玲菜を殺害して、自殺したのだろうか。捜査を進める安積(佐々木蔵之介)のもとに友紀子(安めぐみ)がやってくる。玲菜は友紀子の先輩記者で、カジノバーの潜入取材をしていたという。
安積はそのカジノバーを突き止め聞き込みに行く。そこで店長をしていたのは柴崎(松尾政寿)という男だった。柴崎は国会議員・権藤英一郎(上田耕一)の息子で、権藤に都合の悪いことを解決する一方で親の威光を盾に悪事を働くヤミの住人。今回も柴崎が裏で糸を引いているに違いない。安積は議員会館を訪れ権藤から話を聞こうとするが追い返されてしまう。7年前、安積は現管理官の高城(佐野史郎)・同僚の美鈴(鶴田真由)と共に権藤に迫ったことがあった。しかし上層部が権力に屈し捜査は強制終了。そして美鈴は…。
署に帰る途中で、安積はいないはずの美鈴そっくりな女性を見かける。