コンテンツへジャンプ

ここからコンテンツです

あらすじ

image

バックナンバー

予告スポット

第六話あらすじ

ある夜、神南署管内の宝石店で強盗事件が発生した。現場に急行した安積(佐々木蔵之介)は、強盗とやり合った警備員の土田(田口主将)に話を聞く。土田は犯人と揉み合った際に相手のナイフを奪い腹部を刺したという。そこに社長の西口(逢坂じゅん)がやってきた。西口は金庫の中に元々金は入っておらず被害もないという。そんな中、安積の携帯が鳴る。近所の路上で根岸という男(朽木正伸)が、腹を刺されて死んでいるという報告だった。根岸は、一本のナイフのみを手にして死亡していたという。それを聞いた西口は、根岸は元経理担当だったと驚きを隠せない。

翌日、逃走中の根岸を目撃したという人物が署にやってきた。その男によると、根岸は派手なカバンを重そうに抱えていたというが…。その後の捜査で西口が脱税をしていたと、同業者の間で噂されていることもわかった。

事件に違和感を感じた安積は、根岸の死体発見場所周辺の聞き込みを続け、現場を見下ろせるアパートの住人・江藤紀子(中山忍)にたどり着く。紀子は独身で、とある定食屋に勤めていた。定食屋の主人によると、彼女は不幸な身の上だという。父親が知人の借金の保証人になり自殺、間もなく母親も亡くなり、最近彼女と交際を始めた北原(岡田浩暉)という商社マンも、知人の借金を抱えて苦労しているらしい。ほどなく、安積は紀子のアパートを訪ね、あらためて何か目撃していないかと尋ねるが、彼女は何も知らないし見ていないと言い切り、自分が疑われていることに憤慨する。