コンテンツへジャンプ

ここからコンテンツです

出演者インタビュー

img

バックナンバー

第九回 細川茂樹さん(速水直樹)

Q.「もっとかけあいが見たい」という声がとても多かったのですが…

言われているうちが華です(笑)。あまり出過ぎないからいいんです。そうやって、楽しみにしてくださる声があるのはとても嬉しいですけれど、少ない出番だからこそ「もっと見たい!」と思っていただけるんです。ご飯と一緒で、好きなものでも食べ過ぎたらいけませんからね。
「ハンチョウ」は、常に課題を持っていける現場でした。台本をもらって現場にいけばいいや、ではなく「次はどうしよう、あのシーンはどうしようか」と、ぼくだけでなく、出演者もスタッフもみんな考えていましたね。そこでぼくが課題としたのは、「小さくまとまらない」ということです。多少乱暴な言い方かもしれませんが、芝居というのは誰でも出来るんです。でも台本をなぞるだけなら、誰がやっても同じになってしまいます。ですから、ぼくが速水という役を演じるにあたり、怒られてもいいから、視聴者の方の考えを振り切っていこうと思っていました。「これだ!」というものを最初のリハーサルから本番まで、やり通せるか。頭の中で何度も何度も考えて、そうしてカメラの前に立っていました。
そういうぼくを見て、楽しんでいただけたら嬉しいじゃないですか。もう中堅どころという年齢に入ってきていますし、すべてにおいて課題をもって臨んでいきたいと思っています。

前へ

pageの先頭へ