『ハンチョウ〜神南署安積班〜』シリーズ2の橋本プロデューサーが「シリーズ1」から引き続き本音を語る必見ブログ!
橋本です。
第10話にも、たくさんのご感想をお寄せ下さり、
ありがとうございます。
見ていただいた方、本当にありがとうございました。
しかし、
ウラ番組の怒涛のスペシャル攻勢で、
8時になったことに気がつかず、
「うっかりハンチョウを見逃してしまいましたあっ!」
という方が多かったみたいで、
「お願いですっ!再放送して下さいっ!」
というメールが続々と届いています。
早速、編成さんに掛け合ったところ、
さすが「ハンチョウ」関係者は仕事が早く、
異例の早さで第10話の再放送が決まりましたっ!
今週の金曜日、19日のお昼午後2時55分から3時50分までです。
(ただし、関東地方のみです。すいません)
見逃した方、今度は忘れずにご覧ください。
さて、ここから先は、まだ第10話を見ていない方には、
ネタバレになります。
ネタバレが嫌な方は、第10話を見てからお読みください。
はい、いいですか?
じゃ、始めます。
第10話の脚本を出演者の皆さんに渡した時、
ちょっとしたパニックになりました。
「ええっ!高城管理官、撃たれちゃうのおおおおっ!」
「なんで!?なんで!?」
「死んじゃうのおおおっ!?」
みんな、高城さんはこれから先もずーっと出演すると思っていたのです。
でも、実は第1話を撮り始める前から、佐野さんには、
「シリーズ2の最後で撃たれますから」
と通告していました。
佐野さんとは、もう15年来のお付き合いになりますが、
ここぞ、という重要な役が出てくると、いまだに佐野さんに頼ってしまいます。
シリーズ2を始めるにあたって、高城管理官という役を考えた時も、
「ああ、この役は佐野さんしかいないなあ」
と思う私がいました。
そして、佐野さんはいつも、そんな私の期待を軽く越えて、
イメージ以上の登場人物に成りきってしまいます。
今回も、前半は登場シーンが極端に少なかったにもかかわらず、
シリーズ2の流れを作ってくれたのは、
間違いなく高城管理官というキャラクターでした。
本当は、シリーズ2で消えてしまうはずの登場人物でしたが、
第9話・第10話の高城さんを見ていたら、
なんだかもっともっと見ていたいなあ、と思うようになりました。
(あ、えーと、あくまでも、「今後があれば・・・」という仮定の話ですが・・・)
「見習いAの現場報告書」で、見習いAさんも書いていますが、
「その後の高城さん」について、現場でもいろいろな案が出て盛り上がりました。
現場のみんなも、やっぱりまた高城さんに会いたいのです。
佐野さんのオールアップの日、
スタンバイを待っている間に、佐野さんとひそひそ話をしました。
「高城さんは、あの後、どうなったんでしょうねえ」
「とりあえず、捕まるよね」
「そうですよねえ」
「空砲とは言え、拳銃で脅したわけだから」
「ですよねえ。でも、あくまで深町を説得するための演技だったと言い張ることもできるんじゃないですかねえ」
「うーん、それはちょっと難しいかなあ」
「言い張れないですか」
「高城としては、何も弁解しないで、あっさり辞表を出すんじゃないかなあ」
「そうかあ」
「それで起訴はされるけど、多分、執行猶予だよね」
「そうですね。ケガが治ったら、自由の身ですね」
「何やろうかなあ、退院したら」
「美鈴さんが出所して来るまで、待つんじゃないですか」
「待つだろうね。でも、5年くらいはかかるよね」
「銃刀法違反、脅迫、無免許、その他もろもろですもんね」
「その間、何やろうかなあ」
「飲食関係ですかね?」
「ああ、あれやってみたい。屋台のオヤジ」
「ダメですよ、屋台のシーンがあったら絶対出たい、って名取裕子さんが言ってますから」
「じゃあ、バーのマスターとか?」
「ああ、いいですねえ。安積班のみんなが飲みに来たりして」
「いいねえ」
「事件がなかなか解決しない時に、みんなにヒントをあげたりして」
「そうそう、右目で未来が見えるってのはどう?」
「うーん、ギリギリですね」
「やめとくか。じゃあ、私立探偵ってのもあるよね」
「ああ、ありますよね」
「すいませーん!佐野さん、出番ですっ!お願いしまーす!」
佐野さん、本当にありがとうございました。
鶴田さんも、ありがとうございました。
あらためて、お礼を言わせていただきます。
そして、「ハンチョウ2」は来週いよいよ最終回です。
NHKも日本テレビもフジテレビもテレビ朝日もテレビ東京も、
みーーーんなスペシャル番組という、大激戦の中で、
「ハンチョウ2」最終回です。
来週こそは、ぜひお見逃しなきよう。
よろしくお願いします。
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