楽しみに見てました! 小さい頃からドラマが大好きで、“花男”は毎週ワクワクしながら見てました。だから今回、牧野つくしさんと同じ制服を着たり、ロケで英徳学園に行ったりして、そのたびに「これ、一緒だ!」って興奮しています。
たくさんありますが、自分の気持ちに素直で、あまり器用じゃないところは特に共感できます。思いがうまく伝えられなかったりしてもがいている姿は応援したくなります。最初に原作を何度も読んで、音ちゃんがとにかくかわいくて大好きになりました。
音ちゃんは誰とでも自然に仲良くなれるからうらやましいです。私は同世代の子とどうやったら距離が縮められるかなって悩むこともあります。それから、私は休み時間はドッジボールをするような活発な小学生で、どちらかというと男の子みたいだったんです。今も普段はスッピンですし、服も全然モテ系じゃなくて(笑)。女性らしい振る舞いも意識したことがなかったのですが、音ちゃんは女の子らしくてふんわりしているところもあるので、そこは気を付けています。音ちゃんを演じることで女性らしい仕草や表情をすごく考えるようになりました。今、勉強中です。
天馬の優しさに触れると「素敵だな」と思うし、晴の不器用なところを見ると「放っておけないな」と思います。音ちゃんの気持ちが揺れ動くところは見どころでもあると思います。私も台本を読みながら、どうなっていくのかワクワクしています。青春ラブストーリーというジャンル自体が初めてなので、すごく新鮮です。
うーん、悩みますが、晴です。天馬のように完璧過ぎてしまうと、一緒にいて緊張してしまうというか自分がどうしたらいいかわからなくなりそうだからです。晴は何をやっても不器用で裏目に出たりするけれど、好きな気持ちを諦めないでまっすぐなところが好きです。
平野さんがちょっと天然で面白いです(笑)。ご本人は真面目なのですが、みんなクスって笑ってしまうことが多くて。平野さんの存在が現場をすごく明るくして、楽しいなって思わせてくれています。私、撮影前は一つの作品を作っていく仲間として、どうしたら皆さんと仲良くなれるかなってすごく考えていたんです。でも皆さん心を開いてくださっていて、おかげで変な緊張感もなくコミュニケーションがとれています。
流行とかを気にせずに、自分が好きなものを好きでいていいと思うこと、それが私らしくいる方法だと思っています。小さい頃は周りに流されやすくて、みんなが好きなものを自分も好きになるのが普通だと思っていました。でも、芸能界に入ったら自分流を貫いている方がたくさんいて。誰かにいいねって言われなくても、自分が本当に好きなものを好きでいるって素敵だなって思うようになりました。
登場人物それぞれに共感できるところがあるので、いろんな目線で楽しめるドラマだと思います。フィクションとして単純に笑える部分もあれば、すごくリアルに感情移入できる部分もあって。話もテンポ良く進んでいって、幅広い層の方に楽しんでいただける作品だと思います!