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MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は「小学校低学年の社会」の教科書から「郵便」に関する問題です。
日本の郵便事業が始まったのは明治4年。
“日本近代郵便制度の父”と呼ばれ、
現在の1円切手の肖像にもなっている前島密によって始められました。
それ以前の江戸時代には「飛脚」が手紙を届けていました。
当時は飛行機も車もない時代ですから、
東京から京都の間を3日から4日で走って届けたといわれているんですね。
これも1人で運んだのではなくて、リレー方式で運んでいったそうです。
さて、郵便といえば、よく目にするのが郵便局のマークですよね。
このマーク、何が元になったかご存じでしょうか?
諸説あるのですが、
当時、郵便事業を担当していたのが「逓信省(ていしんしょう)」だったため、
その頭文字である「テ」のカタカナをモチーフにした、といわれています。
そんな郵便局、今や世界中どこにでもありますが
中にはビックリするような場所にもあります。
例えば、富士山の山頂にある郵便局。
毎年7月中旬から8月下旬の夏山シーズンだけしか開いていませんが、
例年、年間1万5000人以上もの人が窓口を利用するそうです。
さらに、南極大陸にも郵便局があります。
管轄はなんと銀座郵便局。
昭和基地内にあり、南極に滞在している観測隊員が郵便局員を兼務しています。
ちなみに郵便物が運ばれるのは年に1回だけなんだそうです。
【問題】
横長の封筒に切手を貼る場合、正しい位置とされるのはどこでしょう?
A 左上
B 中央上
C 右上
正解は…
C 右上
左上に貼っている、という方も多いかとは思うんですが、
日本郵便によると切手は基本的に
“縦長にした時に左上になる位置”に貼るのが正しいそうです。
これは機械で仕分けをする際に、スムーズかつ
正確にわけるために必要なことなんですね。
もちろん、それ以外の場所に貼ったとしても
相手に届かないということはないそうなのでご安心ください。
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
家や会社などに届いたハガキや封筒、
さらに年賀状など、ほとんどの郵便物には
実は目に見えないバーコードが印刷されているんです
かつては郵便番号を機械が読み取り、
その先は手作業で住所ごとに仕分けていたため
膨大な時間がかかっていたんです。
しかし現在、多くの郵便物は機械が住所を自動で読み取り、
何丁目何番地何号、部屋番号にいたるまで細かい情報をバーコード化。
これによって仕分けだけでなく配達する順番に並べることまで
自動で出来るようになったんだそうです。
もちろん、見た目を汚さないように
特殊な透明インクで印刷されているんです。