毎週月曜〜木曜 あさ8:00〜10:25
毎週金曜 あさ8:00〜9:55
MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は「小学校1年生の国語」の教科書から「昔話」に関する問題です。
日本だけでも何千種類とも言われる「昔話」。
こうした「昔話」のほとんどは室町時代頃に成立したといわれる短編の物語
「御伽草子」に原型があるといわれているんですが、
現代に語り継がれている内容とは異なっている部分というのも多いんです。
例えば「浦島太郎」は「いじめられている亀を浦島太郎が助け、
亀の背中に乗って海底の竜宮城へ行く」というお話ですが、
御伽草子だと「漁師の浦島太郎が亀を釣り上でたが
可哀想なので逃がしてやると、その亀が乙姫となって現れて、
二人で船に乗って竜宮城へ行く」という内容で、
竜宮城がそもそも陸にあったりするんです。
さらに『桃太郎』も江戸時代の『桃太郎一代記』という本では
「桃を食べたおじいさんとおばあさんが若返って二人の間に子供を授かり、
その桃太郎が鬼退治に行く」という、
現代とはかなり違ったストーリーだったんですね。
【問題】
明治時代「うさぎとかめ」が国語の教科書に初めて掲載された時の
タイトルは次のうちどれでしょう?
A 形勢逆転
B 油断大敵
C 自業自得
正解は…
B 油断大敵
「思い上がって油断しているとチャンスを逃してしまうよ」という教訓を込めて
「油断大敵」というタイトルが付けられたんです。
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
助けた亀に連れられて竜宮城へ行ってきた浦島太郎。
楽しい時間を過ごしたあと故郷へ戻ると何百年もの時間が経過していて、
両親や友達も、誰もいなくなっていました。
絶望した浦島は、玉手箱を開け老人の姿に、というストーリーは
皆さんよくご存じだと思いますが、「御伽草子」には続きが書いてあります。
なんと浦島太郎は鶴に変身してしまいます。
すると乙姫様も亀に変身し、鶴と亀で夫婦となって神として祀られました。
という驚きの展開があったんです。