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MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は小学校の家庭科の教科書から「洋服」に関する問題です。
日本人が洋服を着るようになったのは明治時代初期とされているのですが、
当時は、軍隊や警察の制服ぐらいに使われていて、
一般の人の多くはまだ着物を着ていました。
特に女性は着物の人が圧倒的に多くて、
ほとんどの日本人が洋服を着るようになったのは、
戦後になってからだそうです。
そんな洋服なんですが、
男性用のシャツはボタンが右側についているのに対して、
女性用はボタンが左側にありますよね。
これ、なぜだかご存知ですか?
諸説あるのですが、ボタンというのは13世紀頃にヨーロッパで
発明されたと言われていて、
当時、ボタンの付いた洋服を着られるのは、上流階級の婦人のみでした。
彼女たちは自分で服を着ることがなく、召使いが着せていたため、
召使いが右手でボタンを閉めやすいように
“左側にボタン”をつけるのが一般的になったと言われています。
【問題】
ジーンズには青色のものが多いですが
その元々の理由とされているのは次のうちどれでしょう?
A 森や林の中で目立つように
B 毒ヘビに咬まれないように
C 染料が青しかなかったから
正解は…
B 毒ヘビに咬まれないように
ジーンズは元々19世紀頃に
アメリカで金鉱労働者用の作業着として開発されました。
当時の金鉱周辺には毒ヘビが多く生息していて、
労働者が咬まれてしまうという被害がたびたびあったそうです。
そこでヘビを除ける効果があるとされていた「インディゴ」という青い染料で
ジーンズを染めるようになったと言われています。
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
セーターを英語でいうと「sweater」ですが、
これは「汗をかく」という意味の英単語「sweat」に由来しています。
セーターは元々、19世紀後半に、アメリカのフットボールチームで
汗をかいて減量するための服として採用されていたことから
「汗をかく人」を意味する「sweater」と呼ばれるようになったそうです。
その後、その暖かさから、
防寒具として一般的に用いられるようになって、今に至るそうです。