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MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は「中学校1年生の国語」の教科書から「森鴎外」に関する問題です
明治、大正時代に活躍した小説家、森鴎外。
ドイツ人女性との恋愛を綴った「舞姫」や、歴史小説「山椒大夫」など
教科書にも掲載されている数多くの作品を残しています
森鴎外は5歳で論語を読み始め、10歳からはドイツ語を学習。
大学卒業後は陸軍の軍医となって活躍しました。
【問題】
次のうち、森鴎外が名付けたとされているものはどれでしょう?
A 電車
B 自転車
C 飛行機
正解は…
C 飛行機
飛行機の名づけ親には諸説あるんですが、
有力とされているのが森鴎外なんです。
1901年の作品『小倉日記』の中で「飛行機の沿革を説く」と記しており、
これが知られている中で最古の使用例であると言われています
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
森鴎外には3人の息子、2人の娘、計5人の子どもがいたのですが、
その子どもたちにかなり個性的な名前をつけたことでも知られています
例えば長男は「おいて」と「うさぎ」という漢字を使って「於菟(おと)」
さらに次男は「不律(ふりつ)」、次女は「杏奴(あんぬ)」など
読むのも少し難しい名前をつけています。
なぜこんな名前を付けたのかというと
実は森鴎外、本名は森林太郎と言いまして、
ドイツ留学の際、周囲から正しく発音してもらえなくて苦労したそうなんです
そのため、子ども達には外国人にも馴染みやすい名前をつけよう、
という願いも込めてオットー、フリッツ、アンヌなど
欧米では一般的な人名と同じ音を持つ名前にしたのでは、と言われています
実際、子どもたちは作家や医学者になるなど多方面で活躍しています。