毎週月曜〜木曜 あさ8:00〜10:25
毎週金曜 あさ8:00〜9:55
MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は「中学校の社会」の教科書から「平賀源内」に関する問題です。
江戸時代中期の博物学者、平賀源内。
静電気発生装置の「エレキテル」を作った人、
として知っている方も多いかもしれませんが
実は源内は壊れたエレキテルを偶然手に入れ、
7年の年月をかけて修理したんです。
ただ、源内のエレキテルは外国のエレキテルと異なる部分もあるので、
単に復元したのではなく、試行錯誤を積み重ねてオリジナルの要素を
色々加えたようなんです。
そんな平賀源内、とにかく好奇心旺盛で
何にでもトライしていく人物だったといわれています。
発明家、起業家、作家、画家、陶芸家、浄瑠璃作家、
そして今で言うコピーライター、イベントプランナーなどなど、
いくつもの肩書きを持っていたんだそうです。
【問題】
こちらは、平賀源内が発明したといわれる
日本初のモノなのですが、これは一体何でしょう?
A 歩数計
B 方位磁針
C ストップウォッチ
正解は…
A 歩数計
これは源内が発明した「量歩計」と呼ばれる、
今でいう歩数計のような機械で、
ヨーロッパ製の歩数計を手に入れた源内が
それに改良を加えて完成させたものだそうです。
他にも源内は「日本初」をたくさん作っています。
ヨーロッパの寒暖計を見て自分でも作ってみたり、
燃えない布を作ってみたり、日本初の物産展を主催した、などなど。
ちなみに日本で初めて国産の毛織物を作った時には
羊の飼育から始めたんだそうです。
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
1769年、平賀源内は「漱石膏(そうせきこう)」という歯磨き粉を
PRするための歌を作詞作曲したそうで、
これが日本初のCMソングなんじゃないかといわれています。