毎週月曜〜木曜 あさ8:00〜10:25
毎週金曜 あさ8:00〜9:55
MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は「小学校6年生の社会」の教科書から「税金」に関する問題です。
国民三大義務の一つ「納税」。
所得税や、住民税、固定資産税など様々な税金があり、
現在日本では、およそ50種類の税金が存在しています。
一方、世界には不思議な税というのがたくさんあります。
例えばハンガリーでは、肥満対策の一環として、
糖分や塩分が高いお菓子や、食品などに課税する
「ポテトチップス税」というのが導入されていたり、
アメリカのウエストバージニア州では、強盗や放火などの凶悪事件を
防止する目的として、激しく発光するおもちゃ、花火などに対して
課税する「光るおもちゃ税」というものが導入されていて、
結果として犯罪率は下がったそうです。
【問題】
次のうち、実際に世界にある税金はどれでしょう?
A 独身税
B 学位税
C ヒゲ税
正解は…
B 学位税
これはオーストラリアにある税金で、
大学卒業時に授与される「学位」に対する課税のこと、
大学卒業後、一定以上の収入で3〜6%の学位税が徴収されます。
オーストラリアでは、ほとんどの大学が国立で、
学費の多くを国が負担しています。
そのため卒業後、一定以上の収入がある人々が「学位税」を支払い、
そのお金で国立大学を運営する、というシステムが成り立っているんです。
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
明治時代から昭和50年代まで、地方税の一つとして
犬を飼育しているときに支払う「犬税」が存在していました。
地方自治体の財源の確保策として導入が進んだとされ、
犬1頭につき一律いくら、といった形で課税していたそうです。
地方によっては、狆(ちん)という犬種だけ特別に税率が高い
なんてこともあったそうです。
これは、富裕層が好んで狆を多く飼育していたので、
税率が高かったのではないかと言われています。