毎週月曜〜木曜 あさ8:00〜10:25
毎週金曜 あさ8:00〜9:55
MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は「小学校1年生の国語」の教科書から「音読み・訓読み」に関する問題です。
例えば「湖」という漢字。
音読みだと「コ」と読みます。
音読みは、中国語の発音を基にした読み方なので、
耳で聞いただけでは、字の意味がわかりづらいものが多いです。
一方、訓読みだと「みずうみ」と読みます。
訓読みは、日本語の意味を当てはめた読み方なので、
耳で聞いただけでも、意味がわかりやすいという特徴があります。
また、ひとつの漢字に対して、
音読みや訓読みが複数あるものもあります。
日本漢字能力検定協会によると、
「生」という漢字の読み方は100以上あるんだそうです!
【問題】
「配」という漢字ですが、訓読みで「くば(る)」と読みますが、
実は他にも、この漢字1文字のみで読む訓読みがあります。
それは次のうち、どれでしょう?
A なれあい
B しりあい
C つれあい
正解は…
C つれあい
「つれあい」というのは、
自分の旦那さんや奥さんなどを指して使う言葉です。
結婚相手のことを「配偶者」と言うように、
「配」には“連れ添う相手”という意味があるんです。
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
この文章は、鎌倉時代前期に成立した古典文学
「宇治拾遺物語」に出てくる言葉遊びなんです。
平安時代、嵯峨天皇が学者の小野篁(たかむら)に
「この字を読んでみよ」という難題を出したところ
小野篁は、「子」の字の読み方である「こ」「し」、
そしてねずみ年の「ね」を組み合わせて
簡単に読んでのけた、という物語なんです。