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MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は「小学校3年生の算数」の教科書から「そろばん」に関する問題です。
今から4000年ほど前、現在のイラクにあたるメソポタミア地方で
地面に線をひき、小石を使って計算をしたのが
そろばんの起源だといわれています。
13世紀ごろには中国で、「石を串刺しにした」形のものがうまれて、
その後、室町時代ごろに日本に伝わって
今のそろばんの形になったといわれています。
ちなみにそろばんで計算を始める時、
「願いましては」という掛け声を使いますが
これは元々、そろばんは数字の読み手と使い手の2人で使用するものでした。
その際、「これから計算をお願いします、それは…」と
相手に伝える意味で使われていた言葉が、
習慣として現代まで残っているんだそうです
【問題】
「そろばんの玉」をモチーフにしたこちらの地図記号。
一体、何を表しているでしょうか?
A 銀行
B 税務署
C 会計事務所
正解は…
B 税務署
「税務署」は、国民の税金を集めたり管理したりする、国の役所です。
お金に関係することからそろばんの形になったんです。
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
そろばんというのは珠(たま)が特徴的で、
そろばんを使って計算することも
珠の算と書いて「珠算」とも呼んだりしますが、
実は、珠がひとつもないそろばんというのも存在しているんです。
ただの木の枠になっているんですが
これはなんと日本で生まれたものなんです。
一体何に使うのかというと、これを使い頭の中で
珠の動きを想像して計算するため。
これによって暗算能力を鍛えることができるそうです。