毎週月曜〜木曜 あさ8:00〜10:25
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MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は「小学校5年生」の家庭科の教科書から
「大掃除」に関する問題です。
みなさん、今年の大掃除、もう済みましたか?
もともと「大掃除」というのは、
今からおよそ1200年前の平安時代に、
宮中の行事として「すす払い」が由来と言われています。
1年の間に積り積もったすすを払い、あらためて
お正月の神様である「歳神様」を
お迎えするという“神事”として行われていたんです。
【問題】
江戸時代には大掃除を終えるとあることをする
「風習」があったと言われています。
ではその「風習」とは次のうちどれでしょう?
A 大根を食べる
B 頭から水をかぶる
C 胴上げをする
正解は…
C 胴上げをする
江戸時代の暮らしを記した書物などによると
「掃除が一通り済んだ後、主人を始め、
一同の胴上げがあり蕎麦や鯨汁が振る舞われたりした」
という記述が残されています
なぜ胴上げをするのか明確な理由はわかっていませんが、
一説には、この風習は大奥から始まり、
町人にまで広がったと言われています
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
1954年、日本の廃棄物に関する
「清掃法」という法律が制定されました
これは、ゴミなどを適切に処理することで
公衆衛生の向上を目的としたもので
その中には
「建物の占有者は毎年1回、市町村長の定める計画に従い
大掃除を行わなければならない」
といった内容が記載されているんです
時期や回数は地域によって差はつけられていたのですが、
大掃除に定められた日には、
役場の職員が家々を回って点検をしたんですね。
その後、1970年には清掃法が全面改正された、
いわゆる「廃棄物処理法」が制定され
「年1回の大掃除」という法律はなくなりました。
いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに