毎週月曜〜木曜 あさ8:00〜10:25
毎週金曜 あさ8:00〜9:55
MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は「小学校3年生の国語」の教科書から
「書道」に関する問題です。
きれいな字を書くために学ぶ「書道」ですが
それだけが目的ではないんです。
失敗しないように慎重に書くので集中力がつく、
猫背だときれいに文字を書けないので姿勢が良くなる、
などの目的があるといわれています。
また書道の練習におすすめの字というのが
昔から言われており、それが「永」という字。
この1文字の中に、書道の基礎になる
8つの技が全て入っているということから
「永字八法(えいじはっぽう)」と言われているんです。
【問題】
書道に欠かせない道具である「すずり」。
深く凹んでいる、この部分の名前は何というでしょう?
A 泉
B 湖
C 海
正解は…
C 海
この深い部分、「海」という名前のほかに
「墨池」や「硯沼」といった名前で呼ばれたりしています。
一方で墨をするための高くなった部分は
「陸」や「墨堂」などの名前がついています。
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
書道の達人として有名な「弘法大師」空海は、
「應天門」にかける額の字を書いてほしいと頼まれたのですが、
弘法大師は「應」という漢字の一番上にある点、
一画目を書き忘れてしまったんです。
この逸話は「今昔物語集」に書かれているのですが、
そこにはさらに「弘法大師が、間違ったまま飾られた額に向かって
筆を投げることで点を打った」という驚きのエピソードも書かれているんです。
いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに