毎週月曜〜木曜 あさ8:00〜10:25
毎週金曜 あさ8:00〜9:55
MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は
「中学の歴史」の教科書から
法隆寺に関する問題です
奈良県にある法隆寺
世界最古の木造建築で
世界遺産に登録されています
一番の見所・五重塔は
日本最古の塔としても知られていて
高さ31.5メートル
それではここで問題です
【問題】
法隆寺の「五重塔」は何階建?
A 1階
B 5階
C 10階
正解は…
A 1階
外から見ると一見5階建てに見えますが
その内部は梁(はり)があるだけで
てっぺんまで吹き抜け
つまり1階建てなのです
(※五重塔の内部は非公開)
そもそも五重の塔というものは
「お釈迦様の遺骨を祀(まつ)るという
神聖な場所」
その場所が
「周囲から見てよくわかるよう
高い建物を作る」ということで
五重塔ができています
人が住んだり
塔に登って景色を楽しむというのは
本来の目的ではないため
階段や床というのは不要になるのです
そんな法隆寺を建てた人物といえば聖徳太子
今の日本人なら当たり前となっている
食事のマナーを最初に広めた人でもあります
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
当時の日本人は
身分に関わらず手づかみで
ご飯を食べていました
そんな日本人の食習慣を
変えるきっかけになったのが
西暦600年頃
聖徳太子によって行われた
遣隋使(けんずいし)の派遣でした
聖徳太子は使節団から
受けた報告により
隋の国ではお箸で
ご飯を食べるという
食事マナーを知ることになるのです
いずれ隋から
使節団が来たときに
彼らと同じ文化を
持っておいた方が良いと考え
箸食(はししょく)制度を発令
朝廷の中で食事をするとき
お箸を使いなさいと定め
これが食事のマナーとして
日本全国に広まっていきました
いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに