毎週月曜〜木曜 あさ8:00〜10:25
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MC:立川志らく 国山ハセン(TBSアナウンサー) アシスタント:若林有子(TBSアナウンサー)
クイズプレイヤー伊沢拓司です!!
本日は「小学校低学年の社会」の教科書から
地図に関する問題です
【問題】
これは何の地図記号でしょうか?
次の3つの中からお答えください。
A 交番
B 消防署
C 市役所
正解は…
B 消防署
アルファベットの
「Y」のように見える形は
実は「さすまた」を
図案化したものなのです
消防署の地図記号で
なぜ「さすまた」なのか?
そもそも刺股(さすまた)というのは
相手の動きを封じ込めるために
使う道具なのですが
木造家屋が密集していた
江戸時代ですから
当時、消防車なんてものは当然ないので
消火活動を行う火消したちは
「さすまた」で家を壊して
火が近隣に燃え移ることを防ぐ
という活動をしていたんです
その名残から
消防署の地図記号には
「さすまた」を表す
この記号が使われているんですね!
そしてここからがグッと身につく教養です。
今日覚えてもらいたい教養はコチラ!
今からおよそ130年前の明治20年
当時、郵便事業を取り仕切っていたのは
逓信省(ていしんしょう)と
呼ばれる省庁でした。
この逓信省の頭文字をとって
郵便のマークは「T」にすると
逓信省は発表したんですが…
その直後にとんでもない事実が
判明してしまいます
なんとこの「T」というマーク
国際郵便では
郵便料金の不足を表す
万国共通の記号だったのです。
これは不便。
逓信省は慌ててTの上に
1本棒線を足して
今の郵便マークに変更したのです
いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに