宮本亜希子…綾瀬はるか

大阪を拠点とする大手コンサル会社に勤務するバリバリのキャリアウーマン。10年前までは、業界トップシェアの金属会社光友金属の部長を歴任していた。
誰よりも真面目でその真面目さゆえ、“土掘り土下座” という宴会芸まで編み出してしまうツワモノ。普通の話し言葉にもビジネス用語を多用する。
同業他社の顔見知りであった良一に突然プロポーズされ、「自分はそう長くない先に死ぬ、だから、娘に母親を作ってやりたい」という理由を聞き、結婚を決意。晴れてみゆきから合格採用通知を受け取り、宮本家の義母となった。
最愛の娘の為なら、権力にも屈しない芯の強い女性。亜希子は持ち前のビジネススキルを駆使して、娘との絆を築き、良一亡き後は、一人でみゆきを育ててきた。
育児に10年間専念してきたが、みゆきが高校生になってから寂れた麦田ベーカリーの再建に従事。見事立て直した手腕を買われ、良一の元上司・笠原の紹介もあり、大手コンサル会社にヘッドハンティングされる。現在は、娘と離れ大阪で単身10年間のブランクを感じさせない目覚ましい成果をあげていたが、突如クビ宣告を受け帰京することに。麦田が抱きかかえていた赤ん坊の世話をすることになるが…