内田康夫サスペンス 新・浅見光彦シリーズ 天城峠殺人事件

2019年1月7日

あらすじ

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旅と歴史のルポライター・浅見光彦(平岡祐太)は、母の雪江(竹下景子)と共に静岡県伊豆・天城峠を訪れていた。滞在先の武上旅館で光彦は小林章夫(堀内正美)、朝美(谷村美月)親子と出会う。父娘仲睦まじい様子を見た光彦は、その後露天風呂で出くわした章夫から朝美への想いを聞き、娘への揺るぎない愛情を感じとった。だが、後日再び武上旅館へと向かう途中、偶然再会した朝美から、章夫が1カ月前に天城峠で事故にあい亡くなったと聞かされる。

事故に不審な点を感じた光彦は朝美と共に、章夫が成そうとしていた“下司”と書かれた千社札を貼る旅の目的を探る。その途中、ある寺で朝美は生き別れた実母・清美(市毛良枝)と遭遇する。しかし、母に捨てられたつらい過去を忘れられない朝美は、清美との関わり合いを拒んでしまう。

一方、事故の真相を追っていた光彦は、万引き犯と間違われた中学生の香菜(鈴木梨央)を助けたことがきっかけで、香菜の父で刑事の保田(尾美としのり)と知り合うことに。

保田の協力を得て、本格的に捜査に乗り出した光彦は、章夫の人となりを知るため元妻である清美の元へ。

しかし、武上旅館では女将の慶子(音無美紀子)が自殺を図り、事態は思わぬ方向へと進んでいく…。