今野敏サスペンス 確証〜警視庁捜査三課

2017年11月6日

あらすじ

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警視庁捜査三課の盗犯専門刑事・萩尾秀一(吉田栄作)は、係長の猪野(大杉漣)の命で所轄から警視庁捜査三課に転属になった武田秋穂(内山理名)と組むことに。女は面倒とばかりに秋穂のことを邪険に扱う萩尾に、秋穂も反発する。
白昼2時10分、渋谷の高級時計店で強盗事件が起こる。現場近くを通りかかった秋穂は興味を示すが、強盗は捜査一課が扱う事件であり、三課の秋穂に出る幕はない。ところが翌日深夜2時10分、被害にあった時計店の目と鼻の先にある宝飾店で窃盗事件が起こる。犯人は暗証番号に加え指紋認証システムも装備している金庫を見事な手口で開け、その中から高価なネックレス一点だけを盗んでいった。午前と午後の違いはあれど同じ2時10分という時刻に犯行が行われた偶然に秋穂は驚くが、萩尾はそのプロの手口からある推測をする。そのことを確かめるために、萩尾は情報源である迫田(マイク眞木)に会いに行く。
そんな矢先、またもや白昼2時10分に今度は赤坂にある宝石店で強盗事件が起こる。手口は渋谷の強盗事件と同じ。捜査一課の案件だったが、萩尾は構わず現場を訪れ一課の警部補・菅井(石黒賢)らと対立する…。