日曜劇場『冬のサクラ』

インタビュー

今井美樹さん　― 後編

草彅さんの印象というと？

それこそ10数年前にバラエティー番組でお会いしたのが最初で、その後にまた、歌のコーナーで2度ほど共演させていただきました。なので、あまり知っているわけではありませんが、以前スマップの一員としてお会いした草彅さんと、今の印象はちょっと違いました。随分と大人になられているし、とても目が強くて精悍で強さを感じるというか、お一人で立っている姿を見るとドキッとするくらい印象的です。
でも、お話をしてみるとすごく気さくで。私は最初、緊張していたんですけど、いい意味で思っていた印象と違ったので、すぐに和やかな空気を感じることができました。

佐藤健さんの印象というと？

CMなどでお顔は拝見していたのですが、こんなキレイなお顔の方が、昨年の大河ドラマに出演されていて、しかも“人斬り以蔵”を演じられていたと知って、それはすごく観てみたかったと思いました。たまたまお母様の年齢を伺ったら、私とほとんど年齢が変わらないことを知って、「私はお母さん的なスタンスでいいんだ（笑）」と、フッと力が抜けました。

視聴者の方へメッセージをお願いします！

石丸さんは「雪の降る中、すっと佇んでいる姿が似合う！」と、私のことを思ったということで声をかけてくれたみたいなのですが、南国生まれで南国育ちの私からすると、全然説得力がないと思っていたんです（笑）。でも、どんどん歳を重ねていくことで、自分が思っている自分と、他者が見ている自分と一致しないことが、よくあると思うようになりまして。「私は、本当はこうなのに…」って、思ってしまうことがよくあるんですが、ドラマを通して自分以外の人生を経験させていただく中、自分ではない人として“生きさせていただく”ということは、今の私には必要なことなのかもしれないな…と、思います。まずは、石丸さんの言う「雪の似合う女」になれるよう、頑張りたいと思いますので（笑）、ぜひご覧ください。

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