日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2022年9月10日 よる9時から放送

第1647回

あいタイ!食べタイ!ありがThai

ミステリーハンター

みほとけ 

1994年10月27日生まれ。神奈川県鎌倉市出身。2015 年アイドルとしてデビュー。2018 年アイドル卒業後、仏像やお寺の面白さを発信すべく、本名の「みほ」と「ほとけ」を掛け合わせ「みほとけ」と名乗り、芸人として再デビュー。年間100 以上のお寺を訪れ、拝観した仏像は2000 体を超える。「仏モノマネ」をSNS で公開するなど、幅広く活動。ミステリーハンターは今回で2回目。

仏像大好き芸人のみほとけさんが、ミステリーハンターとして向かったのは仏教国・タイ。今、コロナを経て驚きの変化が起きているといいます。一体、どんなレポートに…?

パンチにビックリ!?
世界を虜にするタイの魅力?

スパイスの複雑な融合が生み出す、タイの極上グルメです!人気の一品や、特徴が違う幾つもの味や素材がひとつにまとまるタイ料理の醍醐味についてご紹介します。口に運ぶと…、それぞれの味が右パンチ!左パンチ!キック!ストレート!という具合に全部決まる感じで、美味しさにKO負けしちゃうんです。

複雑な味わいで、色々食べても全く飽きなかったタイ料理ですが、正直、食レポはすごく難しくて…。その美味しさをお伝えする方法を色々考えたのですが、最終的には料理を食べた身体の反応と、その時々で思い浮かんだ言葉で勝負することにしました。タイ当たりの食レポをお届けします(笑)。

美味しいお店を見極めるコツもご紹介!

またタイグルメで印象的だったことのひとつに、人気のタイ料理をホテルで作って頂いた時のことがあります。調理の過程でタイ料理を作り出す“魔法の元”になるものを知りました。でもそれはホテルに限らず、町のお店でも家庭でも、実は当たり前に使われているものだったんです。それによってタイの料理がこんなに美味しくて、今世界にも響いているという発見は驚きでした。

五つ星ホテルの料理長が
世界一美味しい料理にも選ばれた一品を紹介

仏像大好き芸人・みほとけさんが
仏教国タイを訪ねた感想は?

本当に楽しみにしていて、実際のタイの大仏にも、お寺の建築などにも圧倒されました。ただ「行ってみないと分からないところだったな」と一番思ったのが、タイの人たちの仏教に対する熱量というか、気持ちの部分です。「タイは敬虔な仏教国」と頭では理解していましたが、初めてそのリアルなところにふれられました。私が言葉から想像していたよりも、その信仰はずっと日常的で、日本人が朝ごはんにお米と納豆を用意するように、タイの方は毎朝、お坊さんにお布施をされているように感じました。

色々取材をして見えてきたタイの人たちの“仏様との仲の良さ”は、とても羨ましかったです!またその身近さによって、心が満たされたり、支えられたり、豊かさに繋がっているのを感じました。

「仏様はこんなにありがたいものなんだぞ!
と体感するくらいの迫力でした」(みほとけさん)

あの大きな動物がたくさん暮らす村へ!
見えてきたのは進化するタイの姿?

ゾウとゾウ使いの人たちが多く暮らす村を訪ねました。とても楽しかったですし、普通の観光では知りえない、現地の人たちとの時間でした。5頭のゾウと生活するご家庭にホームステイをして、起きてから眠る瞬間まで一緒に過ごしたんです。

ゾウ使いの仕事がコロナの影響を受けるなど、色々な事情がある中で、みなさん本当に休みなく働かれているのですが、同じ時間を過ごしながら、私はすごく励まされていました。そんなご家族の様子を感じて頂けると嬉しいです。私は「これが本当のタイだ!」というのを知った気がします。今回は、今タイで注目して欲しい、ぜひ体験して欲しいことが詰まっています!

伝統のゾウ使いに起こった
ダイナミックな変化にも密着!

こぼれ話

進化するゾウ使いの村でさらに体験!

ゾウと人間が共に暮らしていくための活動

ゾウ使いの暮らしを体験した時に知りましたが、ゾウのフンって、本当にたくさん出るんです!番組でご紹介したようにフンは食べ残しの草と一緒に晒して、肥料にされていますが、実はそれ以外にもフンを活かす取り組みが行われていました。

それは、ゾウのフンから紙を作ること。人間がゾウと共に暮らしていく活動の支援区域内で、私もその紙作りを体験しました。大まかな工程は、まずフンに水をかけて足で踏むことから。ジャブジャブ踏み洗って汚れを落としました。うどん粉を足でこねるような感覚です(笑)。一日かけて洗ったら今度は煮詰めて、紙の元のようにしたものを機械で粉砕。それを紙漉きして仕上げます。

フンを踏む作業は、初めはやっぱり、おっかなびっくりでしたが、でもゾウは草食動物だから臭くないんですよ。繊維が多く含まれているので芝生を歩いている感じも。ほかにもゾウのフンからガスを作る試みもあって、持続可能なゾウとの暮らしが模索されていました。エス・ディー・ゾウズですね!

ゾウのフンから作られたノート
表紙の絵は支援区域センターのおじさん直筆

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