日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2022年8月6日 よる9時から放送

第1643回

夏こそ行きたい海の京都
浦島太郎に隠された古代史の真実!

ミステリーハンター

中山 卓也(なかやま たくや)

1988年12月13日生まれ、福井県出身。俳優として映画、ドラマ、舞台で活躍。趣味は登山、トレイルラン、野球観戦。2021年7月に世界遺産検定最高位「世界遺産検定マイスター」の資格を取得、空き時間を見つけては世界遺産巡りへ。
ミステリーハンターは今回で18回目。

今回ご紹介するのは“海の京都”。そこは夏こそ行きたいおススメの場所だといいます。一体、どんな発見が待っているのかミステリーハンターの中山卓也さんに取材のお話を聞きます!

今回のテーマは海の京都?

僕は京都の隣、福井県出身なので京都に海があるのはもちろん知っていましたが、京都はどちらかというと盆地のイメージですよね。今回注目した海のある地方は、意外と知られていないところだと思います。僕もこの地方と同じ、日本海に近い福井市で生まれ育ちましたが、もっと波が荒くて特に冬はザ・日本海!という様子に (笑)。一方この地方の海は、まず色が全然違っていて、少し下に来ただけでこんなに青いのか!と驚きました。

乗車したのはまるで海の上を走る
週末限定のレストラン列車

また今回の取材で、この地方の雰囲気が素敵なことにあらためて気が付きました。山があって海があって、人々の暮らしも自然と一体となっている感じです。もともと雨が多いそうですが、ロケの間はほぼ降られず、目の前には毎日、美しいブルーの海!撮影はもちろん、僕自身も恵まれた一週間でした。

古い町並みが残る港町では宿が丸ごと
貸し切りになる贅沢な宿泊施設を紹介

海と関わりのある
有名なおとぎ話から驚きの発見?

この地方には僕たちがよく知っているおとぎ話について、不思議な伝説が幾つも残されているんです。そこで理由を探っていったのですが、あの有名な主人公の名前も、ストーリーも全く違うことが分かってきて…!これは本当に驚きでした。そして僕らが知るお話とはまるで違う物語の背景からは、日本という国の成り立ちに関係する壮大な歴史が見えてくるんです。みなさんも間違いなく、このおとぎ話を見る目が変わると思います!

主人公の驚きの正体とは!

また僕たちが知っているおとぎ話では、物語の結末が主人公にとって悲劇的に思えるところがあったのですが、今回知った物語によって「あ、そういうことなのか!」と腑に落ちたんです。子供から大人まで驚かされる楽しい発見になると思います。

さらに謎を追って向かったのは巨大な古墳!
写真はこの地方の墳墓で見つかった
日本で唯一といわれる青いガラスの出土品

この地方には世界から注目を集める物が色々?
また今回の見どころは?

幾つか取材して、世界から注目されるものが次々生まれるこの地方は今熱いな!と感じました。もともと一大産業があるのですが、その中でも世界のトップデザイナーが注目し、パリコレで絶賛されたものは、ひと目で圧倒される美しさですね!まさかの素材が活かされているんです。

またこの地方では、弥生時代の遺跡から一大産業に関係するものが見つかっています。京都というとお寺などに目がいきがちですが、古代にさかのぼって見ていくと、歴史の見え方も変わってくるのが、今回とても面白いところのひとつだと思います!

こぼれ話

取材のこぼれ話をご紹介!

海の京都・丹後地方で訪ねた伊根町
250年の歴史を持つ酒蔵の取材で…

世界の三ツ星レストランが魅了されたお酒「伊根満開」を造る、向井酒造の杜氏・向井久仁子さんは、お会いした瞬間からそのキャラクターが溢れ出ていました。「この明るさだからこそ、世界に認められるお酒が造れるのだな」と納得してしまうくらいです。取材中もお酒造りのことだけでなく、ほぼ放送出来ないようなぶっ飛んだお話が色々飛び出して(笑)。

そして今世界で注目されるお酒が命名された理由も面白いんです。まず“伊根”の部分は、伊根が大好きでこの場所をみんなに知って欲しい思いから。“満開”は、久仁子さんが嬉しいことのあった時の口癖が「まんかーい!」だから。「一体どんな口癖ですか!?」と思いますが(笑)、このネーミングも本当に久仁子さんらしいと思いました。

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