日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

バックナンバー

2022年6月25日 よる9時から放送

第1639回

地球の免疫力爆上げ!
アメージング・発酵

ミステリーハンター

井上 咲楽(いのうえ さくら)

1999年10月2日生まれ。栃木県出身。第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン特別賞を受賞しデビュー。バラエティー、ドラマ、ラジオなどマルチに活躍。ミステリーハンターは今回で2回目。

今回のテーマは「発酵」。コロナ禍でより健康への関心が高まる中、空前の大ブームになっている発酵の世界に、ミステリーハンター・井上咲楽さんが迫ります!味噌や納豆をはじめ、ご実家の発酵食品はほぼ手作りという井上さんも驚きの連続!魅惑の発酵の世界とは…?

禁断のグルメ!?
驚きの発酵食品を取材&食レポ

猛毒で知られる魚の発酵食品ですが、「そもそもこれは食べていいのかな!?」と、私的には命懸けの気持ちで挑んだロケです。父や周りの人にこのことを話すと「ええー!食べちゃダメでしょ!」とやっぱり言われました。取材では、発酵の力で禁断のグルメが作り出されている蔵の中を見せて頂くことに。その時は「そんなことをしたら腐ってしまうのでは?」とか、蔵の中がとにかく臭くて「これは美味しくなさそう」と思っていたのですが…!

発酵に不可欠な菌を追って
世界中を駆け巡る謎の“菌ハンター”のもとへ

見えないものを追いかける、という精神はすごいなと思いました。ただ「ここにも、ここにも菌がいるんですよー!」と言われても私には全く見えず…。正直、普通は自然の一部として見過ごす何気ない物を一生懸命に採取されていて、その姿の方が初めは印象的でした。でも本当に宝探しみたいに「(菌を)見つけたー!」と仰るので、何か私も段々、ここにあるのかな!?という気持ちになってきて…。

さらに菌ハンターと共に向かった場所は?
「ここでも手ごたえは全くなかったですが、
人生の自慢になる体験と発見がありました!」
(井上さん)

最強の発酵食品を集めた
「発酵御膳」作りに挑戦!

メインのおかずからサイドメニューやデザートまで、全て発酵食品で作る御膳です。バラエティに富んだメニューを集める4日間のロケでは発酵尽くしの身体になって、おなかや肌の調子も良い感じになった気がします。

ぜひとも手に入れたい菌がこの先に!?

この御膳には、ある地域のとても珍しい漬物もあって、まずその素材に驚かれると思います。しかも発酵によって別物に変わった感じもあって、そして何よりご飯を何杯でもいけるくらい美味しくて!

またこの漬物が作られてきた地域も、私はすごく好きだなと思ったんです。訪ねる時は、「山を越えたこんな奥深いところに人が?」と思ったあたりでようやく村が見えて、昔の人がここから買い物へ行くのは相当大変だったことも伝わってきて…。だからこそ発酵による保存技術が発達して、この地域ではそれが命を繋ぐための発酵食品だったことも感じられたんです。

日本の伝統染色と発酵?
食の世界にとどまらない発酵の世界!

実家の近くにもこの伝統染色のお店がありますが、まさかここにも発酵が!?という発見ですね。お話を伺った染色の職人さんが、「菌と会話をする」と仰ったのが印象的でした。そんなことあるのかな?と思いましたが、菌をまるで子供のように見守られていて、のびのび育つようにと会話をする中で、何を足してあげればよいのか分かるのだとか。菌は生きているものですが、ここでは意思を持って生きているようにさえ感じられました。

「職人さんの印象的な言葉や、美しく染まった
様子に日本てきれいだなと思いました」
(井上さん)

さらに取材したのは
江戸時代から続く発酵コスメ?

見どころは?
また発酵について取材した感想は?

普通に生きていても、発酵は本当に生活の色んな部分にあって、実は何よりも身近なものだと知りました。私たちは発酵や菌にたくさん助けられていることを感じられる回になったら、嬉しいと思います!

発酵中?

私自身も、今回の取材で発酵精神がさらに花開いた気がしますが、菌ハンターの方に同行するなどして、マニアック過ぎる、奥が深過ぎる発酵の世界も知ってしまいました…。その世界はまだまだ解明されていないことがあって、一年間でもすごい数の菌も見つかるそうです。今後もミステリーハンターとしてこの深い世界を追いかけていきたい気持ちです!

こぼれ話

取材のこぼれ話&おすすめスポット情報

江戸時代から続く発酵を活用した口紅作り
その取材で意外な発見も?

この口紅を作られている伊勢半本店へ伺って、内側に口紅が塗られた器を渡された時は、「ここに発酵食品を盛ってくれるのかな?」と、まず勘違いしてしまって…(笑)。これもビックリでしたが、日本にこんな発酵の文化があったことは驚きでした。

伊勢半本店の紅ミュージアムでは
昔の店舗のジオラマやお化粧台なども展示

またこの口紅から分かった発見も面白かったです。江戸時代の人もオシャレを楽しんでいたことや、この高級な玉虫色の口紅に見せるために、庶民の女性たちは墨を塗った上に安い口紅を重ねる工夫をしていたとか。今みたいに写真に撮らなくても、可愛く思われたい気持ちは変わらないんだなと親近感を覚えました。

紅ミュージアムに展示されている
江戸時代に使われた紅用のお猪口(実物)

<伊勢半本店 紅ミュージアム>
化粧の歴史や文化が分かる展示や、口紅体験など、紅について気軽に学べるスポット。口紅の購入も可能。
住所 東京都港区南青山6-6-20 K's南青山ビル1F

金山蔵のトロッコ列車

焼酎の貯蔵・熟成に適した環境という金山の坑道を活用し、黄金麹で焼酎を作っている薩摩金山蔵。トロッコ列車での地下坑洞のツアーは、非日常の冒険感が味わえて、お酒を飲めない人でも楽しめるスポットです。

薩摩金山蔵で焼酎を購入すると最長5年間、
坑洞内で貯蔵熟成した後、配送してもらえる。
ラベルに未来へのメッセージを書くことも

<独自の黄金麹と地下坑洞焼酎熟成体験ツアー>
期間/2022年6月26日〜8月28日 ※土・日・祝日のみ開催
料金/大人800円、小人400円
※前日17時までに予約、料金はツアー当日払い
※新型コロナウィルス感染防止対策を実施した上で開催されるツアー料金で、通常便(休止中)とは異なります
ツアー出発時間/11:00(終了予定12:15)、14:00(終了予定15:15)※天候や予約状況により休止もあり
予約・問い合わせ/「焼酎蔵 薩摩金山蔵」鹿児島県いちき串木野市野下13665

※情報は2022年6月現在

オフショット

見逃し配信

TBS FREE

TVer

このページのトップへ