日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2022年5月14日 よる9時から放送

第1634回

京都の中の台湾 台湾の中の京都

ミステリーハンター

朝井 大智(あさい だいち)

1985年12月30日生まれ。京都府出身。俳優として日本・台湾で活躍。ミステリーハンターは今回が初めて。

ミステリーハンター

アンナ・ リー(あんな・りー)

台湾・台北市出身。大学時代に母校の姉妹校である宇都宮大学で、交換留学生として一年間学ぶ。恩師の言葉をきっかけに日本で芸能活動を開始。現在は歌やダンス、テレビ番組の司会もする台湾在住のマルチタレント。日台共同制作ドラマ「路〜台湾エクスプレス〜」にも出演。ミステリーハンターは今回で3回目。

次回「世界ふしぎ発見!」の舞台は、京都そして台湾。どちらも世界中の人たちから愛されている人気観光地ですが、実はふしぎな繋がりがあるというのです。京都の中の台湾を探った朝井大智さん、台湾の中の京都を探ったアンナ・リーさんにお話を伺いました。

子ども時代を過ごした京都で
初めてのミステリーハンターに挑んだ
朝井大智さん

僕は京都で生まれ14歳まで暮らしていましたが、子どもだったこともあって京都の良さをしみじみ感じたという記憶はないんです。父方のルーツである台湾では京都が大人気なので、京都出身と言うと「おぉ!」となるんですが、何が「おぉ!」なんだろうと(笑)。でも京都を離れ、そして大人になるにつれ少しずつその魅力が分かってきたような気がします。そして今回の取材は、僕にとって京都の魅力を再発見する体験でもありました。満開の桜の時期に京都を訪れるのは、まさに子どもの頃以来で、その美しさに感動してしまいました。子どもの頃は日常の、当たり前の景色だったのですが…、もう自分は観光客のみなさんと同じだなと感じました。

今回の取材では京都の中の台湾、主に食に関しての取材をしてきました。僕は台湾で生活していたこともあるので、台湾の味には慣れ親しんでいます。取材内容を聞いた時には正直、京都で台湾?と思ったのですが、まさに台湾!というものに出会えて驚きました。特に台南料理のお店は印象的でした。店主の平岡さんから伺ったお話も感動的で、詳しくは番組でお楽しみ頂きたいと思いますが、民間レベルで異国の文化が伝わり根付いていくとはこういうことかと感銘を受けました。さらにこのお店は、スタッフのみなさんも台湾の方で、平岡さんがあえてそうしているのだと思うのですが、接客も台湾流。台湾の接客は、いい意味で適当なんです(笑)。初めてのお客さんにも常連客のように「今日は何にする?」みたいなフランクさがあるんですが、その雰囲気が出ていて、料理の味はもちろん、本当に台湾にいる気分になれました。

台南料理「微風台南 tears II」
店主・平岡さんと従業員のみなさん

海外旅行が自由にできない今、京都で日本伝統文化と共に海外旅行に行った気分も味わえる、僕は取材を通してそんな体験ができました。今回は台湾にスポットを当てていますが、京都には世界各国の方たちが暮らしていて、さまざまな国の食や文化を楽しめる場所がたくさんあります。そんな京都の魅力を知って頂けたら嬉しいです!

台湾は小京都だらけ!?
アンナ・リーさんは
日本と繋がりのある人気スポットへ!

アンナさんも大好きな場所という西本願寺広場
かつて台北には西本願寺の別院があった

私はせっかちで、早口で(笑)、アクティブに行動するのが好きなタイプなんですが、京都に行くと、そんな自分がス〜ッと影を潜め、穏やかな気持ちでゆったりと景色眺め楽しむことができます。歴史ある建物、街を歩く舞妓さんなどを見ていると、この情緒溢れる景色の一部に自分も入りたいという気分になるんでしょうね。ですから台湾に小京都がたくさんある訳、分かる気がします。

今回私がレポートするのは、台湾の各地にある小京都と呼ばれているスポットや、日本統治時代の建物をリノベーションして、SNS映えするスポットとして注目されている所です。日本が恋しいときに私が行くお気に入りの場所もありますよ!その一方で、取材をして初めて知った、えっ!?そうなの!という驚きもたくさんありました。元の建物の歴史を知ってびっくりのリノベーション施設が、台湾では次々に出来ていて、人気なんです。そして大智くんのお爺さんの実家も取材してきました!大智くんのお爺さんの実家は台湾五大家と呼ばれる霧峰林家で、そのお屋敷は教科書にも載っていて一部公開もされているのです。私は初めて訪れましたが、もう!超びっくりの立派さでした!気さくでフレンドリーな大智くんが、そこで生活をしているのを想像できないくらい豪華でしたよ(笑)。

今回ご紹介したスポットは、近い将来また海外旅行ができるようになったら、是非日本のみなさんにも楽しんで頂きたい所です。そして、私はもちろん台湾の多くの人が、そんなに!こんなに!あんなに!日本が恋しいとお伝えしたいです!

こぼれ話

朝井大智さんが教えてくださった台湾茶についてのこぼれ話をお楽しみください。

ブレイクタイムの定番!
台湾茶専門店

京都の取材では、台湾茶の教室に参加させて頂き、京都と台湾が融合するとこんなに上品で厳かな雰囲気になるのかという驚きと新鮮な感動がありました。京都での台湾茶は日本の茶道のような感じでしたが、台湾現地ではあらゆる世代が気軽にお茶してます(笑)。日本で言うとコーヒーを飲む感覚に近いでしょうか。僕が住んでいた台北は盆地で、周りが山に囲まれているのですが、その山々には茶畑があり、茶園の方が出している台湾茶専門店もたくさんあります。山歩きやピクニックの時、お気に入りのお店に寄るのも楽しみなんです。もちろん街中にもお茶専門店はたくさんありますので、台湾へ行ったら気軽に台湾茶を楽しんで頂きたいです。その時、お茶菓子としておススメなのが、お茶の天ぷらです。抽出後の茶葉を揚げたものですが、お茶に合い小腹が満たされるので、僕もよく頂きます。だいたいどのお店にもあるので、是非試してみてください!

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