今回はマイナさんとミラさんで
最新のパリをレポート！ 注目ポイントは？

□マイナさん
名もないただの学生である私たちが日常的に見るパリを、日本のみなさんにご紹介するという趣旨が面白いと思います。私は日本に帰ると家族や友人にパリの話をするのですが、言葉だけでは伝わらないことがたくさんあります。今回の番組でパリでの日常が、日本のみなさんに身近なものとしてお伝えできたらと考えています。

□ミラさん
パリに住む私たちが好きな場所や物を、日本の方たちに私たちの言葉でご紹介できるのが面白いと思いました。2024年のパリ・オリンピックが開かれる時に、みなさんがパリに遊びに来るためのヒントになったらとても嬉しいです。

2024年に開催されるパリでの
オリンピックではどんな点に期待を？

□マイナさん
私は毎回オリンピックを見るのが楽しみなので、自分が暮らす都市の風景の中で、国際イベントが行われることにとても興奮しています。現在パリではオリンピックに向けて多くの工事が行われていて、その新しい姿のパリを見るのも楽しみです。またパリジャン・パリジェンヌがどのように参加することになるのか、とても興味があります。

少しずつ歴史を重ねながら現代まで上手く生き延びてきたパリが、オリンピックによってどのような変化を遂げるのか注目しています。

一般公開されてこなかった歴史的建造物が
今、次々と修復やリニューアルオープン？

□マイナさん
私は、歴史的建造物が現代アート美術館になった場所を取材しました。そこで一番心に残ったのは建築様式です。外観はまさに壮観で、内部もとても印象的な造りでした。パリではあまり見ない様式ですが、パリの歴史的な建造物とよく融合している上に、日仏文化がうまく混ざっている印象を受けたんです。

改装を手がけたのは日本人建築家・安藤忠雄さんで、デザインはシンプルで美しく、まるで東京にいる錯覚を起こしました。東京にしかない近代的なコンクリートの高い壁を、フランスの歴史建造物の中にデザインするのは、とても革新的ですね。

□ミラさん
私は小さい時から美術館に行くのが好きで、パリでも時間がある時に友人と遊びに行きます。しかし、私が以前から行きたかったルーブル美術館の別館の取材では、これまでにない体験が待っていました。そこではパリのルーブルに展示されていた作品を見られるだけではないんです。地下には、今まで一般のお客さんが決して見られなかった様子を見学できる部屋が！とても貴重な時間が過ごせました。ひとつの場所に、違う時代の作品が隣り合って置かれている様子も面白いんです。

2019年に火災が起きた世界遺産
ノートル・ダム大聖堂について、
またその再建に関わる職人集団を取材？

□マイナさん
この職人集団の方々については初めて知りました。世界中の歴史建造物の造営や修復をされているそうです。今回、その長い歴史について直接教えて頂けたことは、とても貴重な体験になりました。彼らによって200年近く前に作られた模型なども見せて頂いたのですが、本当に素晴らしかったです。このような細かい作業を精密に行う彼らの仕事は、尊敬に値すると思いました！

ミステリーハンターを務められた感想は？

□マイナさん
ここ数年はコロナの影響で大好きな日本に行けなかったので、私が暮らしている普段のパリを、日本のみなさんにご紹介できたことが何より幸せでした。その上、取材では今まで知らなかったパリの新たな側面を発見したり、普段の生活では会えない人たちとも知り合えたりできて楽しかったです！

□ミラさん
中学と高校が一緒だった友だちとテレビに出て、パリを紹介することができるとは想像もしていませんでしたし、とても楽しかったです！私は歌やダンスを小さい頃から習っていて、舞台上のスペクタクルにはよく出演しますが、テレビ番組には出たことがなく、全く違った経験でした。緊張しましたが、とても刺激になりました！

□ミラさん
2020年の東京オリンピック開催が決まった時は、パリで日本語を勉強する学校の友達と一緒に日本へ行って、オリンピックを見て、できれば通訳などのボランティアもしたいと、ずっと楽しみに待っていました。だからコロナで行けなくなってしまったことが、とても残念だったんです。次回のオリンピックは2024年にパリで開かれるので、今度こそは私も通訳のボランティアなどで、参加ができたら嬉しいです。世界中の人々がパリを訪れて、この街の良いところ、素敵なところをたくさん見て、発見してほしいと願っています。

□マイナさん
オリンピックに向けて新たに変化したパリの姿が見られることに加えて、私は小さい頃から陸上競技をしてきたので、世界のトップにいる陸上選手の活躍を、間近で見られるといいなと思っています！